裕美さんへの讃辞のために。  


 


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〔これは読者のためにではなく自分のために呈示した。この欄全体は、世に否定されたぼくの存在を世に刻む目的をもつ、ぼくのためのものだから。〕
ぼくの「形而上的アンティミスム序説」の手元本のいちばん最初の頁にこの自分の文を挟んでいる。





自分の最後で窮極の理念に飛躍しようとしていたぼくの生命力、それはこの著に沸々としめされている。この生命力を、世は断ったばかりか、ぼくのあらゆる所有に侮辱と傷を加えた。故意におまえたちをもはや受け入れられないようにし、わざわざ葛藤のみ残して、良心的であろうとすれば苦しむように仕掛けたのはおまえたちではないか! いまさらいくら元に戻ったようなふりをしても、ぼくのほうではもはやおまえたちに戻らないのだ。




『 生に喜びと支えを与える創造のいとなみのために、創造の根源である魂的親密性に心の眼を向けよう。そして、そのような親密性が根差している境、指し示している境へと、精神の扉を開こう。

 高田博厚氏の魂よ、我に語りたまえ。
 小さな者達は沈黙しなければならぬ。
 
二〇〇七年十月十五日 』

―「はじめにあたって」より―




読者へ
わたしの本は高価〔三千額余〕であっても入手し聖書のように謙虚に真摯に読むべき本です。この本は、自分に値する読者を求める本です。この世がまったくだめになっていないかぎり、未来を拓くのはこの本です。わたしは真実しか言いません。