ぼくはこの現象の当事者として、尋常ではない夥しい現象を経験・観察・目撃してきて、これらすべては確かに人為的操作が起こす(謂わばスイッチを入れる)ようなものではあるが、その操作は、そのひき起こす最も不可思議な部分においては、悪魔の手も借りるような仕方で行なわれるものであると、想定しないわけにはゆかない。いくらなんでもあれがすべてまったく人為の計算によって結果するものだとは、とても思えないのである。或る人為の操作によって、悪魔の力そのものが此の世にあふれでてきている、そう思わないわけにはゆかない。すくなくともぼくの経験している現象は、そういうものであり、あきらかに人為の機械技術によると判断すべきものと、霊的悪魔的と思われるものとが、混在した諸現象を、ぼくは経験してきているのである(これを書きながらぼくはまったく具体的にそれらの現象を夥しく思い浮かべている)。
それはいまも、以前のような甚だしさはなくなったが、やはりつづいている。その基本的性格は、多くの他の被害者の方々が経験しているものと同じか、共通しているものを持っている、と思う。
社会がやるべきことは、悪魔が此の世にあふれ出ないようにするために、悪魔の代理人となっている者たちを検挙し、その機械技術を押収することである。その組織と技術が、国際的な背景をもつ場合、事はやっかいになるが、やらねばならない。
まさに、この社会が、ほんとうに「人間」尊重の社会となるべく決断できるかどうかの問題なのである。