393 状況に関する報告資料

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以下は、4年以来のわたしの状況の異変を、昨年或る人に伝えた文の一部である。殆ど原文のまま紹介する。結局これも、わたしの精神の強靭さによってわたしが今も生きていることの証左である。

もし、「精神科に診てもらいなよ」と、私が当初思わず伴侶に言った様に、何も外的原因が無いのに、彼女が不合理的な言動をとるようになったのであれば、彼女の内発的な精神病を想定することにもなりますが、彼女の発言内容が、彼女の「創作」にしては、彼女一人では把握し得ない学問的事柄に即応したものになっていて、私の本について「伝え聞いた」内容が、「あなたがどうしてこういう(非体系的な)形の叙述をしたか、(その論述の形の必然性を)哲学研究者の間では理解している人はかなりいる、と彼らは言っている」とか・・・、彼女の「病的創作」にするには出来すぎた印象のものになっていることに加え、どうも脳神経系に作用するらしい「見えない外力」の影響を彼女も僕も二人とも経験し、この不快な影響を二人で確認し合っていることからも、仮に次のような判断、すなわち、二人が各々別々に、しかも同時期に同種の自覚症状の、内発的な「精神疾患」に罹ったのだ、二人ともその種の前歴は全く無かったにもかかわらず、という判断をするとすれば、この判断こそ、甚だしく不合理で強引な独断であることは明らかであろうと思います。「外的・客観的な何らかの力の作用」が、そしてその力を行使する「人間」(そうでなければ異界の存在)が、存在したと判断することが、理に適っていると思いますがいかがでしょうか。

「彼ら」の所謂社会的行為・活動とは、要するに、何らかの意味での社会的「要人」の、隠密な実態調査であるらしいのです。在る方面からの依頼でも動くらしいです。表社会そのものの実態としての裏社会における要員といったところでしょうか。「我々の存在を知識人で知らないのは君たちぐらいだ」と言ったとも。違法行為であることを表に出されることに対しては組織を挙げて抵抗するようですが、絶対に法律に引っ掛るような技はしないようです。或る種の先端技術集団の様です。・・・恐ろしいのは、「彼ら」は人間のプライバシーや生命の尊厳と無縁な意識域で動くということです。そういう意味では完全に暗黒領域の人間達です。そして彼らに指令を出す方面が在るのです。

私自身の切実な問題に戻りますが、自分の状況を客観的に意識すれば、私は絶望して死ぬしかない状況なので、「彼等」は既に目的を達した状況なのです。日常的な関係を駄目にされ、身体を駄目にされました。それでも、息をしている限りは自分の論考をやってゆきますが、私の状況の経緯を可能な限りお伝えしてゆくこともします。そうしないと、私の経験した事実が、無かったことになってしまうからです。東京で住んでいた借マンションを出ざるを得なくなったところまでお伝えしました。比較的近くの別の住居に私達が移ったのが、2010年5月中頃です。翌年正月に、この住居も出て郷里に帰ることになります。最も悲惨な事は、この住居に居た際に起りました。そしてその状況は基本的には今でも続いていると言っていいのです。この間のことを思い起こすと私は今でも吐き気がします。全く尋常ではないことが身体的にも生活的にも環境的にも起ったのです。しかし、折々にお話してゆくだけでも、今の孤独な状況が紛れます。この恐ろしい孤独(生産的な孤独ではない)の中で息が出来ます。私はそれで、「今日も人間的に生きることが出来た」、と思うことが出来るのです。

 

ところで、私が私の状況について一番語りたい最も腹立たしいこと、それは、あの2010年5月中頃から翌年正月迄の最後の在東京期間中に、「薬」服用に伴って私の身体的異変が起きたことと、・・・です。これは自然的経緯によるものでは絶対になく(「絶対」を万兆回繰返してもまだ足りないぐらい絶対に)或る意志的外力に因る強制的異変です。今や私だけがそれを証言し得る人間ですので、この事実のリアリティはひとえに私のありありとした記憶とそれへの責任ある判明な意識にのみ掛っています。

 

もっといずれ詳しく書きます。力点は、「自然的経緯によるものでは絶対になく(「絶対」を万兆回繰返してもまだ足りないぐらい絶対に)或る意志的外力に因る強制的異変です。」という点です。

例のマンションから別の住居に引越しても、彼女への「攻撃」あるいは「攻撃の後遺症」は消えないので、彼女を精神科へ連れてゆくことにしました。其処の窓口で「保険証を出してください」と先ず言われたので、詳しい経緯を医者に話さねばならないと思っていた私は、付き添いで来ましたと言えばいいものを、診察室へは一人ずつしか入れないことにもなっていたので、とっさの判断で、自分も保険証を出し、自ら医者に彼女の経緯をじっくり話すことにしたのです。それが結果的に、医者に、私も薬を飲め、と命じることが出来るきっかけを与えることになりました。私を神経的身体的に殺したのは、この精神科の「薬」です。彼女の方はその後一週間ほどして「女性用」の薬に変えたのに、私は初めの重い「薬」を飲ませ続けられました(ここが重要な点です)。そして一か月程して恐ろしい変化を私は私の神経と身体に自覚し始めたのです。当時は一時的なものと思っていたのですが。今にして思うと医者は私に「薬」を飲ませるために不誠実な説明をしたのです。私の、伴侶に関する経緯説明を、真面目に聴いている様子をして安心させておきながら「今から飲まなければあなたも発症する。これを飲めば彼等との縁を断てる」と言って。・・・第一回目にその「薬」を飲んだ時、すぐに、異常に脚が重くなって(伴侶も同様でした)重苦しい不安があったので、止めたかったのですが、医者は「今止めたらいかん。」と、断固とした命令調で言ったものです。

 

今から考えると、初めから私が標的だったとすると筋が通ります。私がたとえ保険証を出さなかったとしても、やはり「薬」を飲めと言ったでしょう。私が彼女を一人でその医院に行かせなかった限りは。その医者の名と経歴をここに記すことも出来ます。経歴と応対のしっぷりで私は信頼したのですが。奇妙なことに、別の医者に聞いてみようかと、駅に看板の出ていた別の医院を探しに行くと、確かにそこになければならないはずの場所に全然無関係な店が出ていたりして、もう此の世が信じられない気持になりました。だいたい、本当に統合失調症(医者は我々にそう「病名」をつけてくれました)だったと仮にしても、二人が全く同時期に同じ症状で発症するなんて、不自然だと思わないのでしょうかね。私の体と意識はその時点では、彼女とは違って頑強に持ちこたえていたのですよ。あの医者が勝手に、同じ病気だと、そんな不自然な断定をして、私に「薬」を強制し、私のかけがえのない生の基盤を破壊したのです。今となっては、症状も無い、訴えない人間に、医者への信頼を逆手にとって、そんな不自然な強引なことをするからには、初めから「奴等」との間に、素人には窺い知れない根回しが(多分私達の周りのどの医院に行っても)あったのだと想定せざるを得ないのです。

 

「薬」の害として、まず、脚が重くなってまともなテンポで歩けなくなりました。脚に重石が乗ったようで引きずるようにしか歩けなくなったのです。手も、ペンで字が自然に書けなくなりました。理解力もなかなか働きません。それから突如として極端な遠視となり本が読めなくなりました。しだいに自然に眠れなくなり、ついに本当に眠れなくなりました。食べることが苦痛で、食事が拷問となりました。要するに脳神経と身体筋肉組織の連絡が「薬」で破壊されたと私は解しました。これを自覚した時点で心理的ショックの余り自殺衝動が起り、紐で首を縛る行為を突発的にするようになりました。

 

私の周りの者達は、これだけ、私の症状が自覚的にもはっきりしているのに、更に「薬」を飲ませようとかかったのです。私はいくら自分の状態が本来でなくなったからといっても、彼等の精神状態の異様さをはっきり感知していました。これはまさに、「大悪魔」が私に覆いかぶさってきた有様そのものでした。

 

この際事実を言っておきましょう。これは私の錯覚でも想像でも妄想でもないのですから。私は周りの者達の人間性が変容してゆく(或いは、変容してしまっていた)様を間近に経験しているのですが、当然のことながら伴侶について最もその経緯を直接に知っています。驚くべき事実は、私がこの「薬」はやばいと気づいて早々に自分の判断で服用を中止しようとしたら、彼女が物凄い形相と勢いで、「ねえ、飲んで!」と再三私に迫ったことですそしてその狂態をとりあえず鎮めるために私が仕方なく飲むと、とたんにおとなしくなるのです。あの有様は明らかに何かに憑かれていた、と私は判断していますその他の者達の様子も同じ線上にありました。私が今どうしようもない体調になっているのでやっとどうにか現在穏やかな様子はしていますが、私がこうなる経過においては、あれが意図的でないなら何をもって意図的と言うのだと言えるような有様でした。私は解釈を申しているのではなく、事実をここに御報告しているのです。いくらでも仔細に報告することが出来るのですが。しかも、私に、ここぞとばかり精神的心理的なダメージを与える所作をしながら「薬」服用へと誘導したのです。これはもう私に何か「教訓」を与えようとするような種類のものではなく、文字通り私の身と魂を滅ぼす意図のものであり、現在の状況も基本的に変っていないと私はみています。とにかく「地域ぐるみ」でおかしかったのです、もちろん医局もふくめて。悪魔を信じたことのない者でも、私の様な経験をすれば悪魔の存在を確信するようになると思います。一番の謎は、あのマンションの一室での、隠れた組織の仕業と思われていた「生活の異変」が、どうしていつの間に、「悪魔」などを想定したくなるような拡張された「環境の異変」に「変貌」したのかということです。

 





〔ここまで読んだら是非 続く「補」・「補II」も読んでほしい。〕


394 状況に関する報告資料・補

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前節の補遺。伴侶が〈声〉から聞いたとする〈伝達内容〉で、極めて興味深いことがあるので記しておく。〈声〉によると、わたしたちがその借マンションから遠くない近隣地域へ居を移すことは、その一帯のインテリ達にとって好都合だというのである。その理由は、もしわたしたちの転居先がそこから遠い地域だと、傑作なことに〈声〉の主達は自分達を〈サイバーエージェント〉と名乗っている(*)のだが、このエージェントから今度はわたしたちの代わりに近隣のインテリ達が標的になるおそれがあるからだというのだ。インテリ達はみなエージェント達の存在を知っており、警戒し遣り過ごしながら生活しており、その現状を知らないのはわたしたちぐらいなのだそうだ。この〈伝達内容〉が興味深いのは、わたしたちは当時、特にわたしはパソコン・ネットとは全く縁の無い生活をしており、今日の「集団ストーカー」についてはその名前すら知らない無情報状態だったので、そういう知識人達とストーカー達の間の実状を聞くのは、完全にその〈声〉によって初めてだったからだ。しかし今、昨年あたり、わたしが苦しさから気を紛らすことを主動機にPC操作を覚え情報検索している中に、初めて「集団ストーカー」の存在と、それが殆ど世の常識であったことを識り(面目無い)、かつ、上記〈伝達内容〉と同内容のネット記述を読んだことで、伴侶の〈伝え聞き〉が単なる幻聴の仕業とは判断出来なくなってしまった。このことは、この〈闇の力〉の実在性がきわめて蓋然性の高いものであると思わせる。このゆえにここに上記内容を記した。因みにネット上の記述は次のようなものである:
『一度「集団ストーカー」を行った人間は、大元の指示によっては、他の人を新たな対象人物として「集団ストーカー」を行う可能性がある(最初の被害者が遠隔地に引っ越した場合、比較的近い地域に住む他の人を新たな対象人物として「集団ストーカー」することがある)。』
 (*勿論、声の主が適当に名を拾って自称したのであろう。それに乗じてここでは〈彼ら〉をエージェントと仮称しておく。当時我々はこの名称‐サイバーエージェント‐さえ初耳で〈声〉から教えられた。)

〔そう、いま初めて次のことも記しておく場を得た。上のことに関連づけるかどうかは読者各自にお任せする。ぼくは最近、嘗て同分野で親しかった知人から初めて次のことを或る折伝えられた。日本の学問界では高名の学者で、我々共通の先達であった今は故人の方が、生前彼に語ったそうだ、「悪魔はいる」、と。〕

 

状況に関する報告資料 全 II