208 総合いま、昨年ぼくが書いた高田博厚論を連載し始めているが、この内容と、この電子欄で「自分自身への手紙」として書いていることの成果(ぼくにとって小さなことではない)をなんとか総合させて、おおきな「世界」を開いてゆきたいと思っている。そのための自己沈潜にもしかしたら手間取るかもしれないが、音楽の大河を創造するようなこの試みにかけようと思う。ぼくが昨年の高田先生論にいまの時点からの註釈をも施そうとすることが、そのための大事な試みになるだろう。 努力する。