出産当日 | ☆また会える日まで☆

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2人の天使ママです。色んな気持ちや日常のことを綴りたいと思います。

出産(帝王切開)当日

昨日の夜9時以降から張り止めを内服していないせいか朝からお腹が頻繁に張る。1時間に10分前後の感覚。もう呼ばれるから我慢するしかない。

最初、私のオペは3例目後になると言われていたが昨日の時点で2例目に。朝9時前にはもうオペ室に呼ばれるかも!ってなって慌ただしく準備。

私のお腹の張りもあって、早目に進めてもらっていたようだった。

いざ、オペ室へ!

見覚えのある場所。姫たんが産まれた場所。

胸の鼓動が高まる。

麻酔が始まる。

が、しかしトラブル発生!

なかなか麻酔が効かずどんどん追加されていく。臍上の冷たい感覚だけがずっと残っているのがはっきりわかる。

結構な力でつねられ、酒精綿で当てられるがはっきりわかる。胎動もまだわかる。

最悪な場合、オペ操作されながら私は痛みに苦しむことになるのか?と思うと怖くなる。しきりに麻酔科の先生に大丈夫か?と聞いていた。

針が細いから麻酔の効きが遅い。切る所は完全に麻酔が効いているから大丈夫と。とは言え、怖いものは怖い。

上半身に無駄な力が入り手や脇に変な汗をかく。

どんどんお腹を切られていってるんだろうなと考えながら天井を見ていると、お腹を引っ張られている感覚がなんとも言えない‥姫たんの時と全く違う。とにかく、引っ張られる感覚が強くて、破裂するんじゃないかと恐怖。


麻酔を何度か追加され、途中で耳が遠くなり、周りの声が遠くなっていった。

でも、お腹の引っ張られている感覚だけが残っているので、こちらまで力が入ってしまい、怖くて麻酔科の先生の手を必死に握る。

もうすぐだよと言われ、助産師さんが私のお腹をぐいっと押される。

すると

「フンギャーフンギャー」と力強い産声をあげて弟君が産まれた。オペ室が一瞬で明るくなった。おめでとうございますとスタッフの方たちに言われて嬉しかった。

姫たんの時とは全く雰囲気が違っていた。

姫たんの時はほとんど産声は聞こえなかったけど、しっかり弟君は泣いてくれた。私も同時に泣いた。嬉しさと安堵で暫く涙が止まらなかった。

やっと、やっと会えたね。ありがとう!って声をかけた。嬉しくて言葉にならなかった。記念写真を撮ってもらい弟君だけ先に病棟へ。

それから私はお腹の引っ張られている感じが楽になり、安心しきっていたけど、思うようにオペが終わらず

主治医に難航してますか?と聞いたら出血が止まらなくてね。でも大丈夫だよと言われ、先生を信じるしかなかった。

どんどん収縮剤が追加されていく。

私、大丈夫よね?

ちゃんと意識あるし。

必ずいつか終わる!絶対に!

弟君が待っているんだから。





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