トレードシステムをいつ始めるかという問題ですが
自作、又は売り切りシステムの場合は割と気軽に構える事が出来ます。
緑丸の部分で入ると利益につながるまでに時間がかかるばかりか、まず最初に受け取るのは損失です。
しかし、赤丸の部分で入れば、入ったら割とすぐに利益から始める事が出来ると誰が見ても思うはずです。
では緑丸の部分では始めず 赤丸の部分で始めれば良いのですが
多くのトレーダーは様子見のつもりで赤丸を待つつもりが損益カーブが実際伸びていくところを見て、システムにおいていかれてしまう感を持ちます。
また運よく赤丸の部分まで待てたトレーダーも、システムはここからダメになるのではないかと感じ、手が出せずじまいになり、その後伸びていく損益カーブを眺めて思うのです。
「しまった!乗り遅れた、今からでも飛び乗らないと!」
また、課金制のシステムや配信を受けているトレーダーは、実際問題 日一日と料金が発生してい状態ですので、そんなことはお構いなしにとにかく毎日サインが出るものなら、全てのサインに乗らないとという
トレードの損失以前に支払う料金の損失感と、もし利益になっていたらとのダブルでの損失感という強迫観念にさいなまれるのです。
自分の手法が、システムが、配信が、目下撃沈中である、又は横ばいであるというときに、孤独感と喪失感からやみくもに絶好調の手法、システムに飛び乗ると、まるで狙い撃ちされたかのように打撃を受けるのは、緑丸から赤丸へ、緑丸から赤丸へと次々に乗り移っているからです。
結局いつシステムの運用を始めたらいいのかという問題は、損益ピークの部分以外から始めるならば、どこからでも良いという事になりますが、
いずれにしても有効なシステムであってもドローダウンというものはつきものですので、可能ならば赤丸の部分で、不安な部分で入る事にこしたことはなく
また運悪く緑丸に近いところで始めたとしても、やっぱり駄目だと損失だけ支払って終わりにしていては一生勝てる事はありません。
半年、1年というスパンという長い目で日々平然と一喜一憂することなく、淡々とトレードを進めていかないと、あれやこれやと手法や必勝法を試した揚句に、投資資金のほとんど全てを損失という憂鬱の中で過ごして退場していくわけになる訳です。
最期はなんだか聞きなれたセリフとなってしまいましたが、結局は損失に平然としていられる心は異常であり、正常な心を持っていたら耐えられるものではありません。
しかし、そんな普通の事を当たり前に感じていては、普通の90%側のトレーダーになってしまうので、普通でない精神を持つ必要はありませんが、ひとつ腹を決めて、平然と一喜一憂することなく淡々と進めていける事が勝てるトレーダーだと言えると思います。
そういう意味では
まさしくありきたりですが、平然と一喜一憂することなく淡々と、熱くならずに事をなす心を持てるトレーダー
これができれば、いつシステムを開始したとしても最終的に勝てるトレーダーだと言えると思います。
そのためにも平然としていられる資金管理、これはいつ始めるか、どんなに優れたシステムを使うか、などよりずっと大切なものだと私は思います。
鋼の心で心が折れる事は無かった。しかしドローダウン更新で退場しました。
こちらをご覧になっている方にはこれだけは避けて頂きたいです。
資金が残っていて、心が折れていなければ、いくらでもチャレンジは出来るのですから。






