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NPO法人鎌倉ファイナンシャル・プランナーズ

【神奈川県鎌倉市のNPO法人 鎌倉ファイナンシャル・プランナー】
FP相談(保険の見直し、資産運用、相続・遺言、住宅・ローン、家計診断、年金・老後)・セミナー・FP3級講座・講師派遣を行っております。

10月のブログでもお知らせいたしました
『大人のためのお金の基礎講座』、無事終了いたしました。
 

本ホームページと広報かまくらでしか宣伝することができないのですが、それでも我々を見つけてご参加くださったみなさま、
ありがとうございました!

 

今回は初めての試みで、高校での金融教育必修化を念頭に金融教育を受けたことがない世代に対して、高校ではどのような教育がなされるのかに主軸を置いて講義をしました。

 

対象として主に20代、30代の子育て世代の方が受講されるのではと考えていました。

しかし実際にご受講されたのはそれより年齢の高い方々でした。おそらく貯蓄に勤しむ世代を超えて、

いよいよ教育、住宅にお金がかかり、

そしてまた老後の生活もうっすら見えてくる世代の方々だったのではと思います。

 

また、お金に関するお悩みもさまざまでしたが、

やはり投資あるいは資産運用に関するご不安が共通していたように思いました。

 

こうしたことを踏まえて、

『大人のためのお金の基礎講座』の

次のステップを考えていきたいと思っています。

 

また内々の話になりますが、

今回の講座は我々鎌倉ファイナンシャル・プランナーズの

メンバーの力を結集して実現できたものとなりました。

 

世代もキャリアもバラバラのメンバーですが、それぞれのできることを寄せ集めて一つのものを作りあげていく、あたりまえのことをあたりまえにできたことに大きな喜びを感じています。

 

次回の開催は未定ですが、

ご受講いただいた方のご意見も参考に

よりよい講座を企画していきたいと思います。

 

ホームページでも情報をアップいたしますので、

お金の基本に関心のある方はチェックしてください!

 

Luna piena

最近、昭和時代と令和時代を比較する記事が多くなっています。

<昭和97年会社と令和4年会社など>

 

今から約40年前の昭和の時代では考えられないスピードで、

私たちの生活に変化がでています。

 

その要因はインターネットの影響ではないでしょうか。

日本でインターネットが普及したのは1997年頃です。

まだ、25年しか経過していません。

でも、今では世界の情報が瞬時に検索できる世の中になってきています。

 

更に、2010年に4%だったスマホ所有率が、現在94%まで急成長しています。

スマホを使って海外に居ながら友人との交流、旅行や会議、教育まで受ける事が出来る時代です。

 

今では小学生高学年でもスマホ保有率が80%、高校生になると98%以上とほとんど持っている様です。

この年代はZ世代(1997年~2012年頃生まれ)と言われる若者世代です。

今年から成人年齢が20歳から18歳に引き下げられ、社会に出始めました。

即ち、この世代はインターネットが普及し始めた頃に生まれ、スマホやSNSに慣れ親しんだ『ソーシャルネーティブ』と呼ばれる“金の卵”です。

 

反面、60代の私の友人は、未だにガラケーで、スマホを持とうとしません。「電話が出来ればよいのでこれでいい・・・!」

「情報は新聞読めばわかる・・・!」と昭和の『頑固おやじ』。

もう一人の友人はスマホに買い換えました。

時々、電話してきますが、私が電話しても出てくれません!

取り方が分からないようです。

教えようとすると、「自分でするからいい・・・!」とこちらも『頑固おやじ』。

 

同じ世に居ながら、昭和に育った『昭和97年』人と現在の若者Z世代の『令和』人に大きな差が出来ています。

更に次の世代になると、次の段階の仮想空間のも入り込み、世の中のスピードは更に加速するのでは???と想像します。

 

昭和に育った私、ついていかるかな~?

                     K.I

 

 

 

 

 

 

 

広報かまくら10月号にも掲載しておりますが、

今月『大人のためのお金の基礎講座』を開催します。


今年の4月より高校で「金融教育」が必修化されました。
少子高齢化により老後の生活保障が減少する可能性、

成人年齢の引き下げや

諸外国と比べて金融教育が遅れているなどのことなどが

必修化の根拠となったようです。


一方令和4年の金融リテラシー調査(金融広報中央委員会)によると、調査対象となった18歳から79歳までの約30,000人のうち、

「金融教育を受けた」と認識している人の割合は
7.1%に過ぎず、金融教育を受けて社会に出たと認識している人はとても少ないのが現状のようです。

 

私もFPの勉強をしながら、「どうしてこんなに大切なことを学校で教えられてこなかったの?」と思っていました。


これからの若い人たちは学校で学ぶ機会があるけれど、

社会に出てしまった人は、今こそ学び始めのチャンスではないかと思います。


という訳で、鎌倉FPでも今こそ学んで欲しい

お金についての基礎を学ぶ講座を開催します。

題して『大人のためのお金の基礎講座』
お金の道は深く、正解などない世界だと思いますが、

まずはその入り口をつかんでいただくことを目標としています。


高校でどんなことを学ぶの?
老後2000万円問題ってどんなこと
投資ってどう考えればいいの?
といったことが気になっているけれど、

どうやって勉強したらよいのかわからないという方に

ぜひ参加していだだければと思います。


お申込みは鎌倉ファイナンシャル・プランナーズの

ホームページより受け付けています。
今後も継続して開催していきたいと考えていますので、

今回日程が合わず参加できないというかたもご相談ください。


お申込みの締め切りは10月10日です!

 

Luna piena

 

 

 先週夏休みをとって、趣味の山登り↑↑↑に行ってきました。

登ったのは北アルプス唐松岳、上の写真右側の山です。

幸い天気に恵まれてピーカンな山行となりました。

 

 この山にアクセスするには、まず八方尾根スキー場のゴンドラとリフトを乗り継いで八方池山荘までむかいます。もちろんゴンドラ、リフトの使わずゲレンデを歩いて登る事もできます。

 

少なからず驚いたのは、このゴンドラリフト乗ってる人が、結構多い!!

 

 私の頭の中の夏場のスキー場は、悲しい位寂れていて人もまばらと思っていましたが、平日にも拘わらず駐車場は満車。

登山では無くハイキング感覚でいける八方池までは、(歩く人で)渋滞とまではいきませんが、そこそこの賑わいです。

 さて先ほどのゴンドラリフト、往復で\3,200です。

ついでに書くと、宿泊した山小屋1泊2日で\14,000、山小屋で購入したビール350ml\1,000、水500mlペットボトル\400×2。

下山して昼におそば、日帰り温泉等合わせて\3,000、お土産\2000

足し算していくとまあまあの金額です。

 冬がメインのスキー場、夏場の収益としては十分ではないとしても稼働ぜずお金を生まないより,ずいぶん良いのでは思いました。

 

 大好きな八方尾根スキー場、ほんの少しですがお金を使ってすこーしだけ役に立ってれば自分も嬉しい気分になります。

 

                    keroyonカエル

 

 

先日、仲間と集まって一杯やっていると、そのうちの一人が年金に話をし始めました。

「今年、年金額が下がって20万円を切ったよ!

    これからも下がり続けるのかな~!」と深刻な表情。

 

調べてみると、マクロ経済スライド(少子化や長寿化の影響を吸収するための調整)が適用され、今年は昨年比-0.4%減少。

コロナの関係で、現役世代の賃金下落により影響!だそうです。

 

実は、他国では賃金が上がり続けています。

しかし、日本だけは上がっていません。

寂しいね!

 

OECD(経済協力開発機構)が公表する平均賃金データの国際比較によると衝撃的な内容です。

1995年の賃金を100とした場合、世界の主要国33ケ国で100以下は日本だけです。

各国の状況をみますと

最下位の33位は日本で96です。

32位のスイスが129、米国223、韓国292、1位のエストニアはなんと967(約10倍)です。

唯一、日本だけがこの30年間、賃金が上がっていません。

深刻ですね!!!

 

更に円安が進んで、1ドル140円台になっています。

日米の金融政策の違いから金利差が広がり、円を売ってドルを買う流れが止まりません。

また、円安の影響で輸入品価格が高騰し、輸入物価は1年前に比べ46%上昇しています。

 

日銀の黒田総裁は金融緩和を続ける方針で、今後も日米の金利差は続き、円安や物価上昇の流れは変わらない可能性が高い。

 

しかし、これをチャンスとみるべきではないでしょうか。

円安で、輸出業界に取ってはメリットがあります。

現在、日本ブームに乗っている日本食や食材、あるいは海外でも人気のアニメや漫画の世界を若者目線で広げるなど、過去に囚われない対応も必要ではないでしょうか?

それにより、私たちの年金を支えてくれる若者(年金の原資)を応援し、若者の賃金を上げ、活性化していくこと。

 

先日、友人から面白い話を聞きました。

日本が成長しないのは「昭和97年型」の企業が多すぎること。

「令和型」企業なら大きく伸びる!

 

即ち、昭和元年から計算して今年(2022年)は昭和97年ということになり、昭和を引きづっている「おじさんの会社」です。

 

それの比べ、若手起業家が作る「令和型」の会社はGAFAなどの

様に創業者が起業した平均年齢は24歳だそうです。

現在、活躍している将棋の藤井翔太や野球の大谷翔平の様な人物が「令和型」なんでしょうね。

この様は人物ばかりの世界が広がるとワクワクしてきますね。

 

先月末、AGCが「14年ぶりに初任給3万円強引き上げ」の記事、

更に住友化学が「4年ぶりにベースアップ引き上げ」の記事。

やっと動き始めたか!

他社も追従し、日本の賃金引上げに貢献し、活発な社会を期待したいものです。

                       K.I