オープンに話せるといいな | NPO法人鎌倉ファイナンシャル・プランナーズ

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花

 

 

鎌倉ファイナンシャル・プランナーズの小林です。

安室ちゃんファンです!!

 

きっと、いや絶対にないだろうと思いながらも、

また歌声を聴きたいな、ダンスを観たいな・・・と復帰を望んでいます。

 

その、安室奈美恵さんの名前が久々にニュースに。

 

「紺綬褒章を受章していた」

 

寄付やボランティアなどの慈善活動を続けていたことで有名な彼女。

引退してからも、その活動を絶やしていなかった。

そんな彼女だから人々を魅了し、

引退してもなお多くの人の記憶に残るのではないかと思います。

 

 

日本人は寄付しないと言われています。

 

 

英国のチャリティ団体、Charities Aid Foundationが公表している世界寄付指数というのがあります。

 

2019年に発表されたものによると、寄付したことのある割合が、

日本は世界で64位、

23%の人しか寄付をしていないのです。

 

「寄付白書2017」によると、

2016年の日本の個人寄付総額は7,756億円、

アメリカは30兆6,664億円、日本の40倍です。

 

個人寄付平均額は、日本が27,013円なのに対し、

アメリカは127,050円(1ドル=110円)

日本の約5倍なのです。

 

寄付をしない日本人はケチだとか冷たいとかいうことではないのです。

日本という社会が非常に平等で単一な社会であるからだそうです。

 

ホームレスも自分と同じ条件、環境のもとで暮らしている、

生まれながらに階級があったり、人種差別等によって人生のステージが決められている国とは異なるからだというのです。

 

またお金に対するイメージもあるかと思います。

「お金大好き」

と聞くと、何となく卑しいイメージがないですか?

子どもの頃からお金の話はタブーとされて育った影響だと思うのです。

 

寄付についても、世間に公表する必要はないという人もいます。

アピールしない方がカッコイイという空気もあると思います。

 

 

『芸能のお仕事をいただくことで発信力を持つことが出来たので、

 その影響力は正しく使いたいと思っています』

 

これはタレント、モデルで活躍する一方、

支援団体を設立した紗栄子さんの言葉。

 

 

寄付を税金対策だと非難する声もあります。

でも、私は税金対策だって良いと思うのです。

 

税金として納めて分からないところに使われるより、

今、困っている人の所にダイレクトに届く方が良いと思うから。

 

節税できた分をまた寄付することだってできます。

 

 

寄付にしてもボランティアにしても、

無償(自分は利益を得ていない)ところが美徳とされているところがあると感じます。

 

それが寄付やボランティアの壁を高くしている原因の一つだと思います。

 

自分にメリットがあっても良いじゃない。

 

その人にはその人の生活もあるし、

メリットが無ければ続けることが難しくなります。

双方が幸せになれることが大切だと思うのです。

 

これからはもっと、寄付を含め、

お金の話がオープンにできたら・・・と思っています。

 

 

安室ちゃんが引退してもうすぐ3年。

願いが叶うなら、もう一度コンサートに行きたいな~♪