8月22日 10時
手術の説明を聞きに病院へ。
私は仕事が休みだっため同伴。
奇しくもこの日は兄の誕生日😅
病院に着くと、まずはMRIの検査から。
造影剤を使っての検査もあり、
若干長め。
その検査のあと、口腔外科にて
診察と説明。
名前を呼ばれ、診察室へ。
MRI検査では新たな問題はなかったので、
予定通り上顎部分切除になるとのこと。
先生は、とても丁寧な方で、妹の私に
これまでの経緯···検査からこの手術に至るまでの話を丁寧にしてくれた。
扁平上皮癌、歯の生え方、がん細胞、手術諸々の話を、素人の私たちに、言葉を選びながら丁寧に丁寧に説明してくれた。
ありがたい。
いわゆる口腔癌。
具体的な病名は
右上顎歯肉癌
あるいは
右上顎顎骨中心性癌
なぜ、「あるいは」なのか。
兄の歯肉にできた腫瘍のような腫瘤のようなものは
先生曰く、見たときから癌ではないと思ったそうな。
口腔外科医として、やはり切除したものを見れば、見ただけで癌かどうかは大体わかるらしい。
兄のその切除した腫瘍?腫瘤は表面がツルツルしていて、よく見る癌のものには見えなかったとのこと。
が、結果はがん細胞があったということで、
そこから考えると
「右上顎顎骨中心性癌」の可能性もあるとのこと。
もちろん説明してくれたが、
さすがに兄や私には完全には理解できなかった😅
なんであれ、
上顎を部分切除することには変わりないし💦
上顎ごと切除するため、当然歯も失くなる。
おおよそ、7本の歯が欠損することになる。
兄は虫歯も治し、定期的に歯のクリーニングもしていたので
兄の口腔環境はとてもよく、歯もしっかり生えていて褒められるほど。
なのにね、良い歯を取られてしまうなんて
残酷な話😢
上顎を切除すれば、
鼻腔・上顎洞(蓄膿症で膿が溜まる所)と
口腔内が交通しますと。
そうだよね···なんとなく想像はできる。
しばらくはガーゼ交換をして、創部が落ち着いたら、顎義歯をつけることになるとのこと。
なかなか···難儀な···嫌なことになるね😱
術後の後遺症として、
・開鼻声
・食物の鼻腔への漏出
・顔貌の変形
・右頬部~上口唇の知覚障害
等々。
開鼻声というのは、
「ぱぴぷぺぽ」のような半濁音の音が
「ふぁふぃふぅふぇふぉ」のように
息が抜けてしまうことらしい😰
鼻腔への漏出は
顎義歯をしても、やはり若干の食物の漏れは生じるらしいということ。
そりゃね、完全に塞ぎきることはできないよね💦
コンクリートじゃないもの。
生きて動く部分だもの。
そして、何より避けたい話···
人によっては、がん細胞というものは
雑草の如く根を生やし広がるらしい💀
がん細胞が見つかった部分をくるむようして、健全な周りの歯を含んだ上顎も一緒に切除することになるが、
その切除した部分はまた病理検査に提出しなくてはならない。
これはどんな手術でもやることだからね。
で、その結果によっては追加切除が必要な場合があるとのこと😱😱😱
もうこれは勘弁してほしい😵
これ以上、切除されたら···💀💀💀💀
そうならないことを祈るのみ💦
それと···
前回の検査画像を画像診断した結果、
それを専門に診る医師によると
「直腸に少し肥厚してる部分がある」とのこと。
そこが気になるとのことで、追加で腸の検査もするかもしれないと。
術後の入院中に。
口腔外科の先生は
まぁ画像診断をした先生がそう言うので
念のために···ということで苦笑されていた。
これも仕方ないことのよう😅
私から先生に質問。
頸部リンパ節に転移した癌で
原発巣がわからないという
原発不明癌と言われたが、
今回、歯肉癌が見つかったことで
これが原発巣になるのか❔
ということを聞いてみた。
今回の結果を極めて稀と言っていた先生も
ハッキリとは断言できないようで
「今の時点では、そう(原発巣)だろうと言わざるを得ない状態ではありますね···」と仰った。
説明を色々受けて、兄は歯形を取り、
その後、麻酔科に行って説明を受け、
それから入院の説明を受け、
この日の、諸々の行程は終了。
会計を済ませると、13時を回っていた。
帰途につき、電車に乗って帰ってきた。
「お腹空いたね、何か食べて行こうか」
ってことになり、
最寄駅のステーションビルのレストラン街へ。
兄「何かご馳走するよ」
私「いいよ、いいよ💨今日はお兄ちゃん、誕生日じゃん❗️私がご馳走しますよ😉」
兄「いいの(笑)❗️❔ありがとう😌」
私「いやいやとんでもない。元々そういうつもりだったよ😊」
グルっとレストラン街を見て回り、
トンカツ屋さんへ😆
二人で久々に外食🍴😋
黙々とトンカツを頬張った。
美味しかったよトンカツ🙌
また食べにこよう
→続きはまた改めて😌