長野:蓼科山 | B級に生きる ~ランチ編~

B級に生きる ~ランチ編~

望んだわけでもないのに,いつの間にかB級の世界に身を置いていた。しかし,十数年のうちにB級の奥の深さに魅せられた。もはやB級こそが,我輩の住処である。
一人前のB級職人になるために,日夜修行に励んでいる,そんな我輩のB級グルメな毎日をごらんあれ。



本日は,蓼科山に登る。

23年前に初めて来て以来,3回目だ。

3回目にして,山頂からの景色を初めて見るのが目的である。

過去2回はいずれも,山頂が曇っていたため見ていないのである。

子供たちは昨年のリベンジ(弱音を吐かずに登ること)が目標である。

とはいえ,7合目から登るので,大した事はない。

健常者であれば2時間で山頂,という,ちょうどいいコースなのだ。




最初の1時間ほどは,こういう砂利道が延々と続く。

少し周りが開けたところに出ると,このようにちらりと景色が見渡せる。

当然汗びっしょりだが,気温が低いのであわせて爽快である。




体がかなり疲れてきた頃,開けた場所に出る。

これが頂上と誤解して一旦喜ぶ人もいるくらいだ。しかしそれはぬか喜びである。

「将軍平」という所であり,いわゆる踊り場だ。

ここから先は,急な登りとなる。

最初の写真を見ていただければ,角度がどのように変わるかお分かりだろう。


 


将軍平からは,頂上まで30分から40分くらいだ。

登っていくと,ここからは景色が見えるようになってくる。

登りながら後ろを振り向くと,「縞枯れ」が見える。

自然界の不思議な現象だが,山の自浄作用になっているらしい。


右の写真は,ずいぶん登ってきたあと。

将軍平の小屋が,小さく見える。




森林限界なのか,頂上までの最後の登りは,岩場である。

写真で見るより,実際は急傾斜に思える。

子供たちは昨年はここで怖いと泣き出した。

今年は下の娘だけが,弱音を吐いた。




頂上の山小屋が見えたら,そこは一面の岩場。

今までよりも尖った岩が転がっている。足を踏み外したら危ない。

用心しながら歩く。


念願かなって,ついに頂上からの景色を眺めることができる。

360度のパノラマだ。

 

白樺湖と,その向こうの車山。

アップで見るとこうだが,実は次の写真のような構図だ。


 


 

そして,女神湖と,蓼科第二牧場。

右の写真,蓼科第二牧場の右奥の辺りに,昨日の「もうもう」があるのだ。



少し霞がかかってしまっているが,晴れて満足だ。

これだけの景色を眺めることができるこの山は,達成感が味わえる。

23年前は蓼科牧場の下から登ったので,晴れなくてもすごい達成感だった。

下から登ってこの景色をみたら,どうだろうか。

もう一度,下から登ってみたい。