申し込み書の提出のすぐ後に日本政策金融公庫からハガキが届いた。
4月14日
約1週間後の面談当日。
申し込み受付とは違う階。
入ってすぐのソファーで約束の時間を待つ。
他に待っていた人は、
スーツを来た40代の男性。
車椅子のお爺さんと付き添うお婆さん。
こんなジイサンでも借りにこれるんだ…と思ったのを憶えている。
5分ぐらいして、
ワタシの名前が呼ばれた。
「こちらへどうぞ。」と案内されたのはソファーから2mの場所。
テーブルを挟み向かい合わせで座る、面接する様なスペース。
周りはパーティションで囲ってあるだけだった。
部屋に通されるものだとばかり思っていたので、拍子抜けだった。
隣の話す声もマル聞こえダ。
担当者は白髪の痩せた一見初老の男性。
{まじめ}そのものを絵に描いたような人。
他の面談員??は30~40歳ぐらいのシャキシャキしてる人が3人ぐらい見かけた。
融資の内容は、提出済の書類でよく見ていたっぽく、面談内容は、なぜ不動産投資なのか??という事を重点的に聞かれた。
私のアパートは地方。
地方ではなく、都心のマンションを買うべきなのでは??
と提案もしてきた。
余計なお世話だ。と言いそうになったのを我慢。
基本、「やめたほうがいい」と否定的。
けっこうムカつく。
不動産投資という言葉自体タブーなので、
わたしが反論した言葉は、
「不動産投資という風には一切考えていない。
今後、消費税も確実にあがります。将来の雇用と年金に対し不安。会社の給料も含め、まず自分のしっかりとした収入を確保することが重要と感じたから。」
とハッキリとツゲタ。
「最近の若い人はしっかりしてますね。」
と無表情のまま言葉を返された。
ちなみに当時ワタシは34歳ダ。
面談の終わりかけに、
「何か聞きたいことはありませんか??」
融資の可否は今回のケースの場合どう決まるか?
融資の可否の決定はいつ頃か?
「流れとしては、稟議にかける。
可否は1週間ぐらいで決定する」と教えてくれた。
その時、「可否は50%ぐらいですかね。」
と付け加えられた。
面談は終了した。
立ち上がると同時に、
「ワタシの息子も今年からアパレルなんですよ。」
小声で言った。
突然だった。はじめて面談員の表情が緩んだ。
今年入社したばかりの息子さんがいるという。
そう、私はアパレル歴13年。
「この業界は大変ですけど、面白いのでがんばるように伝えてください。」
と言ったら、ほっこりと微笑んでいた。
コミニュケーションのチャンス。
審査がゆるくなるとは思っていない。
が、少しでも印象をよくするノダ。
面談員をナメテハイケナイ。
この人が稟議にかけるための書類を書くのダ。
