アパート購入直後、現入居3戸の入居者と新しく賃貸契約を結ぶと管理会社から言われた。
どの入居者も10年近く住み続けている。
うち、1人から家賃の値下げをして欲しいとリクエストがあった。
数年前から病気になってしまい、無職。
代わりに奥さんが生計を立てている。
私が清掃などでアパートを訪れると必ずと言っていいほど、ひょこひょこ顔を出す。
ちょっとウザいのだ。
10年住んでいて、前オーナーのことなど何でも知っており、なので何かあると面倒と感じ、家賃の値引きにオオジタ。
とは言っても3,000円。
許容範囲の金額だった。
この入居者は現在夫婦と息子1人で住んでいる。
後日談だがもう一人息子さんが居て交通事故で亡くなっていて、向かいの墓地に眠っているという。
年だしもう今後引越しすることは無いと言っていた。
そんな過去があったとは知らず、気の毒に感じた。
もう一人は80代のおばあさん。
耳が少し遠いらしくいつも演歌を大音量で聴いている。
このおばあさん年金生活のはずだが高額な宅配の水を頼んでいる。
年金以外にお金を持っていそうだと周囲から教えてもらった。
何も言ってこなかったので家賃は現状維持。
あとの1部屋の入居者さんは50代の女性と20代の男性。
最初親子かと思ったが、20代の男性の叔母にあたるという。
この青年は結婚するとかで、部屋を出てしまうと言っていた。
すごくしっかりした青年で、賃貸契約するにあたり、自分が保証人になれますか?と言っていた。
「叔母1人で住むにあたり、2階に移したい。
2階は何もせず現状渡しで、現在利用している部屋のリフォーム代は支払います。」
とまで言ってくれた。
家賃は下がってしまうが、とてもありがたかった。
家賃
56,000→53,000
50,000→50,000
53,000→50,000
現状利回り
15.2%→14.6%
これが新しい入居者探しのスタートだった。
