今日は快晴の朝。
愛知県では30℃に近い気温まで上がるそうで、もはや夏ですね。(^。^)
さて、昨日から人柱エンジンと題して中華パーツを使用したエンジンの組み上げを始めているので、その模様を書き込んでみたいと思います。(^_^)
まず、今回使用するのはAmazonでもよく目につくコレ。
B&Gというメーカー?でブルーのクロスが付いてくるやつね。
72ccボアアップキットでヘッドまで付いて現在5300円です。
こちらがヘッド。
こちらがピストン&シリンダー。
さらに、同じメーカーでPZ19も合わせてみました。
こちらは2580円。
中華ボアアップキットは当たり外れがあるとか、バリが多いとか、すぐにオイル漏れするとか、そんな事は承知の上。(^◇^;)
今の中華品質がどれほどのものか皆さん興味があると思うので、基本、バリ取り処理や面出し、国産パーツへの組み替えなど何もやらず人柱になってみようと思います。(^。^)
まずはパーツの現状確認から。
こちらがボアアップキットの同梱品一式。
見るからにバリが多いのとパーツの合わせ面は傷がいっぱい付いて面荒れしてます。( ̄◇ ̄;)
ヘッドは軽いのでアルミ製っすかね。ガスケットなど一通りのパーツも付いているようです。
YouTubeなどのレビューでよく目にする、ピストンとシリンダーの隙間がギッチギチでスムーズにピストンが動かないという事はなく、ピストンの自重でスルッと通りました。
ヘッドはパーツごとの素材や仕上げが適当なのか、精度が良さそうには見えませんね。
ロッカーアーム周りを取り外した内部も鋳物肌がガッタガタ。(´Д` )
バルブも擦り合わせしないと圧縮漏れ必至ということなので、どれほどのものか確認してみます。
CRC556をヘッドに流し込んでしばし放置。
10分経過後の液面の様子。
全く漏れていない感じで、バルブ裏側にもオイルの流れ出しはないようなので、バルブ合わせ面も問題ないようです。(^。^)
ばらしたヘッド再度組み付けようと思って進めていたら、ロッカーアームにパイプが嵌まらない???
片方はスルッと入るのに、もう一方はグリグリやらないと入らない感じでした。
抜いたパイプを確認してみたら、、、
_| ̄|○
いきなり齧り付いてるし〜。(>_<)
何も手を入れないと言っていましたが、流石に目に見えてあかんのがわかるので、コレだけはサンドペーパーでロッカーアームの内溝とパイプは磨いておきました。
お次はPZ19キャブの現状確認。
なんで本体とタンク室の色というか素材が違うんっすかね。
その辺の見栄えの悪さは中華あるあるですね。
我が家のボアアップの定番として一緒に交換しているキャブレターがクリッピングポイントのPZ19なのでそれに近いものを選んだのですが、こちらはコピー品丸出しの「KEIHIN JAPAN」って刻印されてますね〜。
パーツをバラした内部一式。
ごく普通のPZ19のようですが、なにか細部が違うのわかりますか?
フィルターとドレインバルブのOリングがついてないんですよね〜。
こんな検品の甘さも中華品質なんでしょうね。
それかコストダウンのためにこんな所も語ってるのかな?
部品取りとして腐ったキャブから取り出したパーツ類をさばくればなんでも出てくるんすよね。(^◇^;)
あったあった、ドレインバルブ用のOリングと中古のフィルター。
ついでに、中華キャブの燃料コックがリザーブのない1wayタイプなのでパーツ箱にあったリザーブ付きのものに変えておきます。
メインジェットはケイヒンと互換がありそうですが、スローはクリッピングポイントと同じように専用品です。
メインもスローも番手の刻印はありません。
と言うわけで、「人柱エンジン その1」はここまで。
多少の中華品の洗礼はありましたが、組めないことはなさそうなので、一旦これで組んでしまいます。
「人柱エンジン その2」につづくのですが、結論から言うと中華パーツ側に問題があったわけでなく、ドナーエンジン側に問題がありやり直し決定です。(´Д` )
その模様はその2をお楽しみ下さい。
でわ〜(^_^)