木曜日の定例更新でルージュカルミアの骨折のお知らせがありました。
水曜更新では8月11日の三面川特別に向けて順調そうだったんですが……
24.07.18
美浦 : 木村哲也厩舎
舎飼。
舎飼。
木村哲也調教師「昨日(水)午後のチェックで右前の膝と球節に熱感が確認されました。すぐに獣医さんを呼んでレントゲンを撮ってもらったところ、右前橈骨遠位端の骨折と、球節も骨片が飛んでいるのが判明しました。競馬に復帰するまでには手術と半年以上の休養が必要との診断が下ったため、今後についてはクラブサイドと協議させていただきます。脚元に関しては注意していたのですが、このようなことになってしまい大変申し訳ございません。馬は普通に歩いていて、落ち着いて過ごしてはいます」
これはショックです。
8月の三面川特別では、前走の鬱憤を晴らしてくれるものと期待していたので、突然の悲報に打ちひしがれました。
5歳という年齢、治癒に半年以上かかる症状から考えてもこのまま引退となるのが常道で
いくら引っ張る東サラとは言え、ここは引っ張れないでしょう。
去年秋の東京開催を前にした調教でも体調が整わず半年空けて出走したのが5月でしたが、そこでも体調が良くなく惨敗してしまいました。今回は出直しレースとなるはずでしたが、出走は叶わなくなりました。
5才にも関わらず10戦しかしておらず、
小型馬の難しさを改めて思い知らされました。
もう二度と小型馬への出資はしないと、かなり堅い決意ができた経験にもなりました。
今月に入りこれが4件目の悲報です。
5日 アールヴィヴァン 骨折
10日 ヴェラベレッツァ 大敗し引退
12日 バーデンヴァイラー 屈腱炎引退
18日 ルージュカルミア 骨折多分引退
登録された2才馬を加え21頭となった陣容でしたが、これで一気に17頭まで減ることになりそうです。
仮に3才未勝利馬3頭が
このまま勝てないとなると14頭まで減少します。
5クラブでは分散し過ぎなので、東サラはこれを機に退会したいところですが、あと1頭レッドアウレアが残っているのでままならず、損切りするかどうか少し検討しようと思います。
今はルージュカルミアの1日も早い回復と、ディープインパクト産駒の繁殖として活躍できるよう願うばかりです。
※東京サラブレッドクラブの許可を得て転載しています。