【シルク】2023募集馬 全頭評価⑪ | アラカン優優の一口馬主ライフ

アラカン優優の一口馬主ライフ

20年間のPOGライフを通じて興味を持つようになった一口馬主に、
アラカンになった今、飛び込んでみました。
最近はクラブからG1馬がどんどん出るようになり、夢のある世界だと思います。
現実の厳しさを味わうこともありそうですが、それも含めて楽しみたいと思います。

全頭評価11回目。
最後の7頭です。
最後までお付き合いよろしくお願いします。


得点  48  評価 C  順位 62位
検討数 139  順位  77位
高評価
生産者
低評価
厩舎、誕生日、測尺
母産駒には、秋を嘱望されるドゥレッツァがいるものの勝ち上がったのは1頭だけ。父は変わっているがドゥレッツァとは3/4同血なので、配合的には悪くはなさそうです。。
血統的には面白そうだが、検討数は最下位の77位。
これは一重にサイズにあると思われます。
管囲は危ないレベルの19.0、馬体重が364㌔は遅生まれを考慮して小さいですね。
正面からの立ち姿は幅がほんとに狭く見えるし、脚は細くお尻も小さいです。
歩様を見ても華奢なのでパワー不足は否めません。厩舎も新規開業したばかりですし、見送りが賢明かと思います。



得点  69  評価 B 順位 14位
検討数 598  順位  24位
高評価
生産者、兄姉実績
低評価
手術歴
母は毎年価格の割には、いい産駒を送り出して勝ち上がり率は4/6といいのですが、2勝目が壁になる産駒が多いです。
父は新種牡馬ですが、意外と言っては失礼ですがなかなか見栄えする産駒が多いです。
馬体重は422ですが、胸囲が177.5というビッグサイズなので馬体重は480-500ぐらいまでにはなりそうに思えます。
歩様は前進気勢があるし前肢もよく出ていますので、トモにパワーが付けばダートで相当やれるのではと思わせます。キープはしておきたいですが抽優を行使しないと多分無理ですね。



得点 39   評価 D 順位71位
検討数 443  順位  41位
高評価
厩舎、兄姉実績
低評価
母年齢、測尺
シルク縁の血統、母ルシルクも12頭目の産駒で、出産時年齢は18才になりました。
6番子辺りまでは確実性がありましたが、7番子辺りから勝ち上がりが難しくなりつつあります。
それでも7月2日に4戦目でソワドリヨンが人気薄で未勝利を脱出したのはさすがだと思いました。
測尺はこちらも管囲と馬体重は気になりますし、歩様も前肢の動きも小さく踏み込みも浅く見えるので見送りです。
杉山晴紀厩舎は預託2頭しかないですが、勝ち上がった1頭アリーヴォを重賞勝ち馬までにしてるのでちょっと怖いですが・・・




得点  54  評価 C 順位 51位
検討数 315  順位  61位
高評価
生産者
低評価
価格
母はシルク所属、田村康仁厩舎で6戦1勝で4才で引退しています。1年休養を挟んで6戦しかしてないので体質が弱かったんでしょうね。この子が初子です。
馬体重は437㌔、胸囲も大きいのでもう少し増えそうですが、19.0の管囲は気になります。
父ニューイヤーズデイズ、母父ゴールドアリュールですからダートでしょうが、牝馬でパワーがないと厳しいです。


得点  56  評価 C 順位 45位
検討数 439   順位  42位
高評価
兄姉実績、厩舎
低評価
生産者
母は吉田勝己氏名義で走り34戦3勝で6才で引退しています。デビューから4年弱で34回も出走してくれる馬は、ロードやノルマンでないと存在しなくなって来ているので、すごいタフな体質だと思います。兄姉の勝ち上がり率は4/6と高く2勝馬も3頭いますので、素晴らしいです。
吉岡辰弥厩舎は3/3でパーフェクト。
地方戻りで預かったヴェルテックスを重賞馬にしてますし、3才馬メテオリートも2勝させるなど、シルクとは相性がいいですし、今年は既に19勝していてリーディングも17位とキャリアハイになりそうで毎年成績を伸ばしている関西の注目厩舎だと思います。
歩様は踏み込みが浅く見えるし、前の出方も硬く見えるので、あまりよくは見えませんでした。取捨選択が難しいんですが、人気は微妙なとこにいるので一般でチャンスがあればという感じです。


得点  68  評価 B 順位 17位
検討数 481  順位  35位
高評価
生産者、母年齢、測尺
低評価
価格
母はシルク所属、西村真幸厩舎で6才2月まで走り20戦3勝。キンシャノキセキ産駒ですが1600万クラスでも3着があり能力は平均以上と思われます。
初子は3才で僅か2戦で先日未勝利のまま引退となりました。
母がノーザンに残れるかは、3番子である本馬の成績に懸かっているかもしされません。
父アジアエクスプレスはシルクで募集の2頭はともに勝ち上がりましたが1勝止まり。
全体としても5才から下の3世代でも重賞勝ち馬は出ておらずオープン馬も数頭で、ダート種牡馬としても上位とは言えない成績です。
既に480㌔以上の馬体重があり、歩様は重厚感がありますが、切れる感じはなくダート馬と見て間違いないと思えます。


得点  58  評価 C 順位 39位
検討数 237  順位  71位
高評価
生産者、厩舎、母年齢
低評価
特になし
ラストは例年通り外国種牡馬の持ち込み馬です。母は北米1勝と競走成績は平凡ですが、産駒からG1勝ち馬が出ていることから導入されたと思われます。
父アメリカンファラオは日本で登録された産駒50頭中45頭がデビュー、勝ち上がり率は62.2%と高く、フェブラリーS勝ちカフェファラオ、ジャパンダートダービー勝ちダノンファラオ、直線で大外までよれながら6勝したリフレイムなど活躍馬を多数出しています。厩舎も高評価ですし、測尺も十分ありデータ的に気になる項目はありません。
柔軟性ありそうな馬体ですが、歩様はぎこちなく伸び上がるような感じもあって好みのタイプではありませんでした。
手術歴も気になりますし、結構なお値段なので見送りです。


77頭全て終了しました。
最後までお付き合い、いたたぎありがとうございました。
そろそろ2回目の中間発表も出て、これからは票読みしながら悩ましく楽しい日々になります。
去年全落ちでしたが、何とか1頭は確保したいと思います。

~おわり~

※シルクホースクラブの許可を得て転載しています。