【ルージュラジョア】無念の屈腱炎引退後 | アラカン優優の一口馬主ライフ

アラカン優優の一口馬主ライフ

20年間のPOGライフを通じて興味を持つようになった一口馬主に、
アラカンになった今、飛び込んでみました。
最近はクラブからG1馬がどんどん出るようになり、夢のある世界だと思います。
現実の厳しさを味わうこともありそうですが、それも含めて楽しみたいと思います。

先週のレースで2着と頑張ったルージュラジョアでしたが、今週になって触診反応ありということで検査をしたところ、損傷率20%超の浅屈腱炎と診断され、残念ながとなりました。

ルージュラジョア

2023.02.16
栗東:西村真幸厩舎
西村調教師「昨日(水)の午後に左前のエコー検査をおこないました。結論から先に申し上げると、『損傷率20%超の浅屈腱炎(コア型)を発症しており、しかも縦方向の損傷が大きい。競走復帰までにはかなりの時間を要する見込みで、完治したとしても再発の可能性は否定できない』とのこと。歩様の乱れはなく、熱感や腫れもそれほどではなかっただけに、軽症で済むのではないかという淡い期待を抱いていたのですが、結果的には重症の部類に入るものでした。1勝クラスで十分やれることが前走でわかりましたし、初勝利を目指して次の中京開催を目標に進めていこうと思った矢先のアクシデント。申し訳ない気持ちで一杯です。今後については、関係者の間で協議をおこなうことになりました」

2023.02.17
引退
本馬は2月11日の小倉競馬・4歳上1勝クラス(牝馬限定・芝2000m)に出走して2着と好走したものの、レース翌日に左前脚の裏筋がモヤモヤしたため、後日エコー検査を実施した結果、損傷率20%超の浅屈腱炎(コア型)が判明し、「縦方向の損傷が大きく、競走復帰までにはかなりの時間を要する見込み。完治したとしても再発の可能性は否定できない」という診断が下りました。
西村調教師「損傷率が20%超えているうえに縦方向の損傷が大きく、復帰には相当の時間を要する見込みとのことでした。軽症であれば現役を続行して完治を目指すという選択肢もあったのですが、これだけ症状が重いとなれば仕方がありません。道悪馬場で幾度となく脚を取られたようですから、そのダメージがこういう形で脚元に出てしまったのでしょうか。遅生まれでまだまだ良化の余地を残していただけに、芯が入ってくればもっと活躍できると思っていたのですが…。結果を出すことができなかったうえに志半ばで現役生活にピリオドを打たなくてはならず、出資会員の皆様はもちろんのこと、いつも一生懸命走ってくれたラジョアに対しても申し訳ない気持ちで一杯です」


辛いニュースです。
何とか1つ勝たせてあげたかった。
繁殖牝馬でノーザンファームに残れることを願います。
引退精算が終わったらじっくり想いを綴りたいと思います。今はまだ悲しいだけなので。


※東京サラブレッドクラブの許可を得て転載しています。