【引退馬精算】記憶から消えないMY厩舎の名馬ロードエクスプレス | アラカン優優の一口馬主ライフ

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20年間のPOGライフを通じて興味を持つようになった一口馬主に、
アラカンになった今、飛び込んでみました。
最近はクラブからG1馬がどんどん出るようになり、夢のある世界だと思います。
現実の厳しさを味わうこともありそうですが、それも含めて楽しみたいと思います。

MY厩舎にとって忘れられない大功労馬ロードエクスプレスの引退精算が終わりました。

ロードエクスプレス(ロード)
父    キンシャサノキセキ
母    クインズラッシュ
募集総額   1188万     
一口  23,760円

ロードフェローズで入会して、育成を楽しみに見ていた3月に、1頭の募集馬が入厩間近で募集を締め切るとの案内が出てました。
どんな馬?と思いカタログを見返すと、なかなかいいトモをしている子で、仕上がり早いキンシャサノキセキ産駒。ロードフェローズのデビューはまだまだ先のようだったので、それまでこの子で楽しめるかもと思い、出勤途中の電車の中でポチった記憶が鮮明に残っています。

馬代金            23,760
維持経費        48,514円
保険料              1,196円
出資合計         73,470円 
  (経費に月会費は含みません)
分配金            51,853円
引退精算        14,001
収入合計        65,853円
収支合計     -  7,617
4才時、骨折で4戦しかできず、分配金が落ち込んだことでトータルでは黒字にはなりませんでした。
現役が長いと維持費もかかりますから仕方ないです。
平地で予定通り出走できなかった時もあり、あと1つ勝てそうでしたが運もなかったように思います。

恐らく夏の小倉ではデビューと信じ、MY厩舎の開業最初のレースはこの子になるだろうと思っていましたが、意外に遅れて、同じ新潟でチェアリングソングが第1号の栄誉をかっさらっていました。
チェアリングソングに遅れること2週間後の
2019.9.1に待望のデビューを迎えます。
レースでは3番人気と高評価されてたのも意外でした。
そしてレースは、先行して直線力強く抜け出し0.6秒の大差をつけての完勝でした。

2戦目で初勝利。
ロードエクスプレスからの大きなプレゼントで一口の沼にドップリとハマるきっかけを作ってくれました。



あまりの内容の良さに、次走はサウジアラビアロイヤルカップを選択。あのサリオスと対戦することになり、MY厩舎としても早々に重賞出走を果たすことになりました。
このレースは現地でご一緒だった豚さんと応援しました。その日、こうめさん、みかんぼーやさんともお会いできて負けはしましたが楽しい1日でした。
年明けの白梅賞は京都へ遠征。
ここで豚さんの紹介で多くの関西の馬ともさんたちとお知り合いになれました。
ロブさんご夫妻、ハリマオさん、鼬さん、官兵衛さん、左近さん、じいたんさん、なっちゃん、まなかさん。


この日も善戦虚しく勝てませんでした。
この日のゼッケンが運良く当選し、今は我が家にあります。


芝では切れ負けするとの判断でその後はダートを使われますが、8戦目の2着などは勝ったと思ったんですが、人気薄馬の強烈な追い込みを食らったり、6週連続除外に骨折と、不運が続き勝ち上がることができないまま、
坂口先生はジャンパーへの転向を決断されました。
障害レースは危険という頭しかない私は、レースをまともに見ることができず着順よりも無事回ってきて欲しいと思うばかりでしたが、転向3戦目に鮮やかな勝利を挙げてくれました。
勝つ時はいつも鮮やかです。

昇級戦のオープンで10着に敗れ、リベンジを期して調整していた矢先の8月に、繋靱帯炎を発症し、突然の引退が発表されました。

引退後の様子はわからないのですが、レースから離れ、ゆっくりした余生を送っていてくれることを切に願います。






合計走破距離はMY厩舎No.1


18戦2勝でしたが、MY厩舎の記念すべき初勝利と唯一の障害レース勝利という、どちらもメモリアルな勝利でした。
5回の現地応援もできて、多くの馬ともさんたちと引き合わせてくれたロードエクスプレスには感謝しかありません。
お値段は安い馬でしたが、その10倍分楽しませてもらえました。

ロードエクスプレスくん
ありがとう
お疲れさまでした

ロードサラブレッドオーナーズの許可を得て転載しています。