東サラ全頭評価は5回に分けてアップします。
1000口の締切日の28日までには全頭アップするつもりです。
多分大丈夫と思いますが、遅れてもご容赦下さい。
今回は趣向を変えて、評価が高かった順番に出していきます。
1回目は1位から11位タイまでの12頭です。
1位 得点86 評価S 人気26位
2つ上の全兄レッドモンレーヴは2月に藤沢厩舎最後の勝利となった2勝目を挙げてから、蛯名厩舎へ転厩した直後、アクシデントでニュージーランドトロフィーの予定を白紙なし現在も放牧中。
しかしデビューした兄弟5頭すべてが勝ち上がっているのは良血の証明。
全兄モーレーヴが2勝にもかかわらず、全弟は兄より
1500万も値が上がってしまったのは、ちと上げ過ぎの気もする。
本馬も馬体のデキはいいので活躍は間違いないと見て、1位の評価としたものの、兄姉で3勝した馬は不在で重賞馬も出ていないので、金額的にペイできるかどうかは怪しいところがある。
蛯名厩舎ならもっと評価を下げていたが、手塚厩舎なら心配ないだろうと思える。
毎度人気になる血統なので今は26位とはいえ、1000口に到達する可能性も考えおくべきだろう。
2位 得点79 評価A 人気49位
母はディープインパクト産駒。
現役時は同じ藤原厩舎に所属し、16戦5勝と5才冬まで活躍し引退した。
重賞には手が届かなかったが、東京新聞杯2着、富士ステークス3着と東京マイルに強かった。
本馬はロードカナロア産駒で血統としては非の打ち処がない優秀さ。
マイナスポイントは初子てみあることぐらいしかない。
3位 得点76 評価A 人気20位
全姉妹であり血統背景は同じで、同じロードカナロア産駒であるため血統的には違いがなく、得点差もない。
差がついたのは厩舎。音無厩舎、藤原厩舎の比較では、
東サラとの相性はレッドファンタジア血統に強い藤原厩舎が上位。
また本馬は5月生まれでの減点もありオルガの方が上位評価となった。
この子の兄レッドルヴァンシェは馬体写真を見た時、衝撃を受けたほどの馬体だったので、正直それより劣る印象を受けた。
全体的に減点項目が少なく各項目で平均点以上の得点が取れている。
人気は極めて低いので、様子見でそうだし、成長を見ながら納得できたタイミングで決めるのでいいと思う。
今年のルージュエヴァイユのような秘密兵器的な馬になるのでは密かに期待している。
今年も人気7位であり、1000口馬は確実な雰囲気。
近年ではレッドファンタジアと並ぶ東サラの看板に近い繁殖牝馬になってきた感がある。
現時点で450㌔あり、500㌔近いハーツクライらしい大柄な牝馬に成長しそう。
じっくり育てて秋頃出てくる感じになるだろう。
8位 得点69 評価B 人気8位
6月に入り3才の姉ルージュアルルが勝ち上がり、兄姉3頭目の勝ち上がりとなった。
2才の姉ルージュリオンヌはまだ移動してきていないが順調に育成されている。
その姉に体系がよく似ておりデキは良さそう。
動画は長い鬣が印象的な映像だった。
鹿戸厩舎は5才世代まで東サラでは最強厩舎であったが、3、4才世代5頭はデビューできなかったり、掲示板にほとんど載れずに未勝利で終わってしまった。
神通力に陰りが見えるので、2才世代辺りで低下傾向に歯止めをかけたい。
レイデオロは期待の新種牡馬であり来年以降は牝馬でもこの価格では買えなくなると思われ、行くなら初年度がチャンスだと思う。
10位 得点68 評価B 人気11位
珍しく人気と評価がほぼマッチした。
この辺りだと1000口超えの可能性が高いと思われる。
兄姉はシルク、サンデー、シルクと来て今回が東サラと毎年クラブが変わり惜しい競馬はしているものの、中央では未勝利である。
木村厩舎とクラブとの関係性の良さから、その減点分を取り戻した形でこの位置となっている。
動画はトモが緩そうでやや頼りない。
順位的は上位だがキタサンブラック産駒がシルク馬以外目立たないので危なかっしい感があり人気ならパスしても良さそう。
社台から2冠牝馬が出たこと、種牡馬が大物を出しそうなけはいがあること、母が新潟2才ステークスを制しており、早くから活躍できそうなことなどが人気の要因と思われる。
3200万と言う価格も期待の表れであろう。
生まれが5月に近く遅いので、まだ歩様は安定しない感じで真っ直ぐ歩けていないように見える。
様子見しながら悩むべき馬だろうと思えるがこの人気では、行かないと即満口になりそう。
気にる方はリスク覚悟で行くしかないだろう。
※東京サラブレッドクラブの許可を得て転載しています。