2才馬が好調に勝ち上がる東サラ。
しかしその前の3才世代は4才世代に続いて勝ち上がり率50%を切る、厳しい世代でした。
その中で勝ち上がり、生き残ったルージュアリュールですが、昇級後は体力不足を露呈し惨敗の連続で、この夏はノーザンファーム空港で体力増強に取り組んできました。
1月デビューでまだ3戦しか消化していないので、伸び代はたっぷりあるはずと考えて待っていましたが、ようやく栗東へ帰厩の運びとなりました。
ルージュアリュール
2021.10.08
ノーザンファーム空港→松永幹夫厩舎
本日(金)の検疫で帰厩しました。
2021.10.01
ノーザンファーム空港
馬体重450キロ。
今週は週4回坂路で乗り込んでいます。うち2回はハロン14秒で乗って、それ以外はハロン15~16秒にとどめていますが、やりすぎると硬さが出るので、メリハリを利かせながらメニューを考えています。まだ馬体に幼さは残していますが、ここにきて膨らみを増し、寂しかった背肉、トモ肉も戻ってきました。11月の阪神開催での復帰を目標に今月中旬までには移動の予定。少しでも良い状態に持っていけるよう最善を尽くします。
先週の更新で今月中旬までに帰厩予定と出ましたが、予定が繰り上がり、先週8日金曜日帰厩しました。
北海道からしがらきは経ずに直接栗東へ入ったようです。11月阪神開催だと厩舎で1ヶ月は調整できますので先生の手もとでしっかり仕上げることが出来ますね。
430キロ台ではレースに出したいのであまり減らないよう注意が必要で調整に結構気を使う部分が多い子出大変ですが、尽力して欲しいと思います。
阪神では坂で急に失速してしまった君子蘭賞を目の当たりにしているので、不安が大きいですが、体力アップができたのかどうかを図るバローメーターにはなると思うので、元気な姿が見られることを楽しみにしてます。
11月の阪神の1勝クラスはほとんどダートで芝のレースは1800、1400が1つずつの2レースしかないので、恐らく11月7日の1800が狙いになると思います。
※東京サラブレッドクラブの許可を得て転載しています。
