【シルク】過去の経験から得た教訓と票読み | アラカン優優の一口馬主ライフ

アラカン優優の一口馬主ライフ

20年間のPOGライフを通じて興味を持つようになった一口馬主に、
アラカンになった今、飛び込んでみました。
最近はクラブからG1馬がどんどん出るようになり、夢のある世界だと思います。
現実の厳しさを味わうこともありそうですが、それも含めて楽しみたいと思います。

シルク締切まであと3日。

中間の数字を見る限り、私のように実績がない場合は、かなり厳しく下手をすると1頭も取れないことになりそうです。

私が過去のシルクの募集の経験から学習したことをお話します。


1年目   2018   

 抽優   

  リアアメリア

(リアアントニアの17)バツブルー


 一般   


ブリジャール

(ボシンシェの17)丸レッド


この年は人生で最初の馬選びでした。複数頭申し込むのが当たり前などと知る由もなく、一口馬主は一口しか持たないから一口馬主なんだと思い込んでた純粋な頃でした。

カタログを一目見てこの年から始まった抽優にリアアメリアを選びました。

そんなに倍率は高くなく多分1.5倍ほどだったと思いますが落選。

ブリジャールは満口にならず無風で取れました。これが私の一口馬主第一歩です。

最初にリアアメリアが、当たっていたら、最初に持った馬の2戦目で重賞を勝てたわけで、ちょっと違う今があったんではなかろうかなどと思いますが、そうなると今出資している愛馬たちの中に出会えなかった子もいると思うので、まあ外れて良かったということにしておきます。

これでシルクの募集のノウハウが少し理解できたので、次の年は念願だったツアーに参加し絶対に欲しい馬を見つけることを決めました。

しかしこの年あたりから一口がブーム化し始めてシルクも去年より大幅に申し込みが増えていました。



2年目   2019

抽優    

アイリッシュベル

(ベルアリュール2の18)バツレッド

ツアーに行ってこの馬体を間近にした時に、あまりの美しさに惹かれてしまいました。第2回目で抽優か234だったので一般では取れません。
抽優にするかどうか迷ったのですが、もう1頭欲しかった馬は一般で取れそうと思ったので、この馬に抽優を使って2頭取りを狙うことにしましたが、200/420の抽選で落選しました。


一般

ドゥラモンド  

(シーズイングルーデッドの18)バツレッド


これは無茶苦茶人気で、抽優が601まで伸びた馬です。

どうせ落ちるならこっちの方が諦めがつく倍率でした。



ブレーヴジャッカル

(パーシステントリーの18)バツレッド

これも抽優で346あり一般ノーチャンスでした。


ユリシスブルー

(アナスタシアブルーの18 )バツレッド

抽優は123で一般抽選となりましたが、倍率は

77/490  15.7%しかない確率で落選しました。

この馬を確実に取るなら抽優を使えばいいことは、わかっていましたが、2回目の発表で、413の総口数だったので、一般でも50%は当選できるとして2頭を取りに出てあえなくどちらも落選。

抽優でこちらを確保しておくべきでした。

二兎を追う者は一兎をも得ずの典型的事例です。

抽優率が低いと一般が厳しくなることを、この落選で身をもって知りました。


アウトストラーダ

(フィエラメンテの18)丸レッド

最終534口で抽優62口    138/172 という緩い当選率で

一般当選。なかなか未勝利脱できません。


この年の教訓は「二兎を追う者は一兎をも得ず」を

経験したことですね。


3年目   2020

抽優    

サンカルパ

(ハイドバウンドの19)丸レッド

去年の募集は絶対に抽優で1頭決めることをテーマにしました。
この子は動画を見た段階から評価していて意外と人気がなかったので、絶好球に近い存在となりました。
この年、数字の裏付けを見つけてこの子は抽優200に
行かないという確信を持って申し込みました。
結果、抽優は最後206になりましたが、その中に実績で取れた口数があったため200未満となり、無抽選で獲得できました。
裏付けの数字というのは抽優率です。
去年の結果も見て、今年もこれを駆使したいと思っています。

グリューネワルトの19
ヒッピーの19
この2頭はギリギリ一般チャンスありと見たのですが、
抽優がそれぞれ237、253となり一般ノーチャンスでした。
共通点はどちらも2回目の発表で総口数500を超えて、抽優率が20%以上だったことですね。
今年も2回目このラインに来たら一般ノーチャンスと見ていいと思います。2回目で抽優口数が120を超えた馬も全て一般ノーチャンスだったことを加えておきます。

パープルセイルの19  バツレッド
一般で100口ほど余りましたが、100/450 の抽選で落選しました。これぐらいの倍率が2回に1回ぐらい当たって欲しいですが落選ばかりです。

ウルトラブレンドの19 バツレッド
この馬は想定より数字が伸びず、一般116/350だったので当たりそうと思いましたがハズレました。

ボルターズビーチ
(ボシンシェの19)丸レッド

この子は総口数が想定より300ほど多い807までになり
ましたが抽優は増えず77。一般123/430 28.%という、
厳しい倍率でしたが、何故か当たりました。

絨毯爆撃を5頭に打って1頭あたり3年目にして初めて2頭に出資できたドラフトでした。

3年間通して数字を使ってシミュレーションできることがわかったので、今年もこれを使って行くつもりです。

今年は、複数頭数とは思いません。また取れないからと言って希望を下げることもしません。
いいと思った中から、より確率がありそうな馬を選びます。4-5倍の抽優にかけたいと思う程の馬はいなかったし、人気薄でもこれならという馬がいますので、より確率の高いところを狙い打ちたいと思います。

今年の1回目の中間発表で抽優率が20%未満の馬は14頭います。
募集番号で
12-24-27-28-30-31-37-57-58-59-62-66-68-73
これらの馬は2回目の発表で抽優口数が120になるかどうか見極めましょう。
120未満なら抽優を使うことで取れる確率は非常にたかいはずです。
どうしても欲しいとなれば、抽優を使って取りに行くべきです。
2年前の私のように色気を出して
「二兎を追う者は一兎をも得ず」
にならないようにした方がいいと思います。
これくらいの票数の馬は、絨毯爆撃のターゲットになりやすいので、一般の倍率が思った以上に厳しくなる傾向がありますから、一般でも当選は至難の業となりますので、気をつけてください。

今年絶対にしないと決めているのは、欲しいのが取れそうにないけど、0は寂しいので何か当たりそうなのを選んどこうという行為。
一口馬主の方々の見る目はかなり確かなことが多いと私は思っていて、ほんとに人気のない馬は成績も振るわないことが多いです。
出資ができて0を回避出来ても、いざデビューが遅れたり、出ても2桁着順が、続いたりするとかなり滅入ります。シルクやキャロットでも、今頃の段階で3アウトを食らう馬もいますので、欲しい子がアウトなら今年は潔く0を受け入れるつもりでいます。
競走は年々激化しているので、それが続けば退会もありそうですが、ほんとに欲しい馬が2-3年に1度も取れないクラブなら、続けても仕方ないと思うようになりました。
今年は指名も少数精鋭で行こうと思います。

※シルクホースクラブの許可を得て転載しています。