先週、最終回を迎えた
ザロイヤルファミリー。
競馬好きだからなのか感動一入でした。

原作を読んでなかったので、ラストは思っていたのと違って、感動が重なる想定外の作品となってました。
素晴らしかったです。

最終回で冒頭部分で、あった札幌記念で負けるシーンがありましたが、エキストラとしてそのシーンの撮影に参加できたので、今回はその様子を書いておこうと思います。
撮影日は、11月23日日曜日
ロケ場所は中山競馬場でした。
家から近いこともあって応募してみたら当選したので、口取りに当たったのと同じぐらい嬉しかったです。
前日になって、あなたは馬主の役に決まりましたので、スーツを着用して欲しいことと夏の正装を用意して欲しいというメールが来ました。
馬主役という役割があるのには驚きでしたが、結局その他大勢でした。
当日は朝6:30まだ暗い時間に集合。
1番電車で中山へ向かい、ギリギリ間に合いましたが、受付を待つ列の長いこと。ざっと見て3-400人はいたと思います。
並んでる列の横を、目黒蓮さんが通って撮影に向かって行きました。
かっこよかったですわ。
受付を済ませて、順番に馬主席に案内しますということで、案内を待つ列に並ぶと、隣にいた、あのちゃんに似たうら若き女性から、遠くから来られましたか?と声をかけられました。
この女性のことをここでは、あのちゃんと称していきます。
うちは近いので電車で来ましたと、返事すると、あのちゃんは、私は浅草なので電車がなくタクシーで来たと言いました。
競馬はやったことなくて中山は初めてだったそうです。
そんな最初の会話をしていると、エレベーターで4階の馬主席に案内され、座る位置を指示され2人席に座ることになります。
隣は一緒に列に並んでいたあのちゃんでした。
何故か壁には季節外れの札幌記念のポスターが貼ってあり、ここで札幌記念の撮影をするんだなと察しました。
てっきりロイヤルファミリーはこのレースを勝ったと思いましたが、オンエアを見ると負けてたんで驚きました。
6:30に馬主席の入口から2番目、大型ビジョンの真ん前の席に座りましたが、10:00になってもなんの動きもなく、目の前にあるビジョンに、東京で出走する愛馬マジェステラのレースが映し出されました。
あのちゃんに一口出資してることを伝えると、一緒に応援してくれましたが、残念ながら負けました。
その後もお呼びがかかりません。
あのちゃんはエキストラで撮影に行くのが趣味のようで、ナースの衣装も来たことがあるそうです。
また府中でロイヤルファミリーのロケに参加した時は津田健次郎さんを近くで見れてワクワクしたとか。
イケおじが好きらしく、佐藤浩市さんのファンだと言うので、自分が佐藤浩市さんと同じ歳と言うと若いですねとびっくりしてました。お世辞でも嬉しかったリしました。
でもこんなに待ち時間が長かった経験はないと言ってました。
そんな話をしていたら、エレベーターのドアが空き、中から松本若菜さんが現場入りしてきました。
何とお美しい!
女性スタッフと3人で歩いてましたが、1人だけスポットライトが当たってるように輝いてました。
12:00前になってコートを脱いで夏服になってとの指示があり場所を移動します。私たちが座っていた近くには、
妻夫木聡さん、松本若菜さん、目黒蓮さんの3人が並びます。
わたしたちは随分奥に位置を決められて、主役の3人からはかなり離れて遠目から見ることになりました。
ここで皆さんは出演者ですから、演じてもらいます。
横目で、妻夫木さんたちを見ることなく
前のコースだけを見てくださいと言われます。
演技としての設定は札幌記念のゴール前の観客です。
競馬ファンの方はいつものようにゴール前で声援を送ること、ゴールしました!の合図があったら、喜んだり、悔しがったりする演技をしてとのオーダーでした。
私は一口でガッカリすることはすっかり得意になっていますので、負けて _|~|〇 する演技で通しましたが、オンエアでは全く映ってませんでした。
当たり前のことだけど残念·····
ただこんなシーンでも、3回もリハーサルしましたし、丁寧に作るんだなと感じました。
オンエアで見ると3人の役者さんは、ほんとに目の前で馬が走ってるかのごとき表情でしたから、さすが一流は違うなと思いました。
明後日火曜日に府中のロケがあるけど、エキストラが足らないので、参加できる人はお願いしますと現地募集をしていました。
さすがに平日なので私も行けませんが、あのちゃんも行けないと言ってましたね。

撮影が終わり記念品の番組オリジナルのシールを受け取りました。
これサイズは5センチぐらいのものです。
もっと何かあるかと思いましたが、これだけ?なのでした。
終わりは13:00を過ぎてたので、疲れました。
一緒にこんなジジイの話し相手になってくれたあのちゃんには感謝しかありません。
あのちゃんがいなければ、大変退屈な時間だったと思いますので助かりました。
武蔵野線に乗ると言うので、地下の有馬記念の優勝プレートを案内しながら船橋法典駅に向かいました。
1990年のオグリキャップの感動話をしながら、まさかこの頃に生まれてないよね?と聞いてみると、2002年生まれですから生まれてないですねと答えられました。
落ち着いた子だったので、20代後半かなと思ってたのですが、そんなに若かったのか!という感想でした。
駅に着くと何と明日東京競馬場に初めて競馬を見に行くと言ってました。
自分もアールヴィヴァンの応援があったので行くことを言うと、会えますかね?
と言うので、たぶん会えないよ。
何万分の1を探すのは至難の業だから。
人が多いのにはびっくりするよきっと。
会えたらドラマだよねと言いながら、
着いたらまず、ビキナーズツアーに参加して無料で色々教えてもらうことをお薦めしておきました。
ご縁があったら競馬場でまたねと言って
上りと下りに別れました。
翌日、東京競馬場で開催中の
ザロイヤルファミリーの展示を
見て回りました。
ほんの僅かながら、あのちゃんと会えたりしてなどと思ったりしましたが、やはりご縁はなくドラマにならずに終わりました。



ドラマの撮影で生で、テレビで見てる役者さんを目の当たりにできたことは、楽しかったですね。
それからドラマが細かいカット割で何度もやり直しながら、丁寧に作られていることもめ現実に知ることができて、役者さんへは経緯しか湧いてきませんでした。
エキストラ集めと面倒を見る会社の人たちも大変そうで、色んな人たちの力でひとつの作品ができていることを実感しました。
結構楽しいですし、あのちゃんの話ではエキストラは色々と募集されてるらしいので、気になるドラマがあったら募集を探してみるのもいいかなと思いました。
皆さんも如何ですか?
但し、撮影が終わる時間は読めないので、一日何もすることがない暇な日でないと無理でしょうから気をつけましょう。