輸入に頼る商品がとても高くなってる。コーヒーが25年ぐらい前の円高以前の値段に戻り、高級品になってしまっただけでなく、板チョコが100gで100円ほどだったものが、今や50gで200円ほどだ。
そのせいかどうか知らないが、円高の頃、輸出で儲けていたであろう大企業が、円高では困るみたいな事を言って居た様に思う。その頃と比べて5割ぐらい円安になった今は、どう思ってるだろうか?儲かって仕方ないだろうか、それとも円安になったもののそれほど儲かっていないだろうか?
個人の視野や影響を及ぼせる範囲は狭く小さいが、団体や企業、政治権力等はその視野、影響範囲は広く大きい。本来、大きいものは自らの行動に対してのみに限らず、小さいものを守り助ける義務があると思うのだが、日本の場合はそうではないのかもしれない。小さいものに支えられて大きいものが存在出来ていると思うのだが、そこもあまり考慮されておらず、無条件に小さいものが大きいものを支えなければならない義務を有すと思い込んでいる節すらある。そうだとすると、危うい考え方をしていると言える。