中高生の頃、狭い自分の部屋の模様替えをしたらどうかと思って、何度か行って居た頃があった。行った直後は決まって、’これまでとは違ってとても素晴らしい配置だ。’などと思って居たものだったのだが、数日後には、’ああだめだ。不便だ。’と思ったり、母が近所から迷信を聞きつけ向きが悪いとか言い出したりとかで、結局元々の配置に戻すのだった。その部屋の置かれた場所と窓の開いている方角、広さ、何を持っているかに依って拘束が掛かり、最適解は大体決まってしまい、それを模様替えの前に既に実行して居た事になる。  

 

 ただ、一連の模様替えが無駄だったかと言うと、そうではなく、やはり一度、または何度か実際に模様替えをして、現在使用中の配置が最適かどうか確かめる必要がある。現実の経験こそがものを言うからだ。そして、よほど己の智謀に自信があるとか、そこまでの余裕がない人の場合は、推論を行ったり、架空での配置換えを行うべきなのだろう。個人の部屋の模様替えに関して、何等かの分権があるとは思えず、あったとしても、条件が異なり過ぎて自分の部屋には使えないだろうから、これは除外した方が良いと思う。  

 

 毎日更新する筈が、またもや間が空いてしまった。やはりロシア語の翻訳を復活した方が良いのだろう。

 

 

 

 

 

 

 

 

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