このところ、夏の暑さのせいか、夜に眠りに就く時間がかなり遅くなってしまい、他方で目が覚めるのは割と早いままで、結果的に寝不足になっている。そして、どの様な季節に於いても朝の時間は早く過ぎていき、眠さを抱えたまま蟬の声を聞くようになり、気が付けば周囲はすっかり明るくなり、歳月人を待たずとはこの事かと改めて思うのであった。
ともかく、只々眠い。そして私が眠かろうが眠くなかろうが、世の中は動き続けている。故に、休める時に休むしかないのだろう。
また、性懲りもなく、新たな事に挑戦しては失敗したり、貧しさ故に物惜しみをしては却って損をしたりと、同じ様な失敗を犯している。きっと、私はそう言う人なのだろうと覚悟し、今度こそはと気持ちを引き締める。私は成功し続ける人ではなく、失敗を重ねて学んでいく人なのだろう。
ただ、新たにする事自体には成功したので、そこを今後の起点として更に先へと進むしかない。
そして、昨日は色々と発見があった。微小で些細な事から巨大な全体を正しく推し量る程の能力が私にあるかどうかは解らないが、知る事はその精度を上げていくのに大変に助けになると思う。
流転する万物のごく一部を成す私が、自らも流され転がされながら如何に正確に物事を見抜けるかが、今後の私の運命を決するのだろう。運を天に任せるしかない。