この様な私でも、偶に居間にのみ置いてあるテレビが目に入ることがあり。普段ほぼテレビを見ないから、どう言う具合になっているだろうと少しの間眺めるのが習慣となっている感がある。すると、そこでは、世間も物事も私がテレビをあまり見なくなる前とそう変わらず、日々に恙無く過ぎているように見える。だが、SNSやWebが情報収集の主たる手段となった私からすると、日本には邪悪の気配が広がりつつある様に思える。この乖離は、単に私がWeb上の情報を鵜呑みにし、自ら狭い枠の中に入り込んで独特の見地から偏見に凝り固まった愚かな人になっているのに依るのかもしれず、或いは、テレビは日本の中で、或る意味主導権を握って居る人々の立場に立って世間や物事を見ているからなのかもしれない。いずれが正しいか、それこそ無知な私には判別できよう筈もなく、また、この二分より他の可能性があるやもしれず、何も言うことは出来ない。  

 

 偏った主観である可能性は承知の上で、日本に邪悪の気配が広がりつつある予感に付いて、述べた方が良いのだろう。それは今朝に食べたサバ缶の中身が随分と少なくなっていたことだ。平均所得が驚くほど低下していたり、収入が少ないのは働きが少ないからだと、まるで奴隷主が奴隷にぶつける不満の言葉のような発言が何度か目に入ったり、虚報や間違った情報が正しいものとして伝えられたりと、なんとも戦争をしていて負けが混んできて敗戦濃厚になった国のようで、それで邪悪の気配が云々と書いたのだ。  

 

 後にもう少し考えて書き足すかもしれない。