昨日6月1日は、第1土曜日。
『ジャズファンの集い』柏Nefertitiに出掛けました。
私の持ち寄りは、
『 My Favorite Things 』John Coltrane
John Coltrane (ts.ss)
McCoy Tyner (p)
Steve Davis (b)
Elvin Jones (ds)
rec : 1960.10.21&24&26
説明不要とも言えるジョン・コルトレーンのアトランティック・レーベル作品。
アルバム・タイトルの♪My Favorite Things♪があまりにも有名ですが、
全4曲とも素晴らしい演奏です。
10月26日録音のコール・ポーターの♪Every time We Say Goodbye♪で参加しました。
アルバムを通して聴くとA1の♪My Favorite Things♪に続いてのA2の此の曲。
ソプラノ・サックスによる演奏なのですが違いが楽しめます。
此のアルバムでコルトレーンが用いてから次第に使われるようになったソプラノ・サックス。
コルトレーンのソプラノ・サックスはどうも苦手という方・・・
こちらは究極のバラードです。
♪Every time We Say Goodbye♪
私、コルトレーンの最初の一音でKOされてしまいます。
コルトレーンがテーマを原曲に忠実に吹いて、まるで歌っているかのようです。
当時21歳のマッコイ・タイナーが極上の美ともいえるソロで盛り上げて、
コルトレーンが再びテーマを歌いあげてエンディング。
ソロは無くてもテーマ~メロディを忠実に再現したコルトレーン。
此の盤のなかでも大好きな演奏です。
2順目が今回は回ってきませんでした...
『ジャズファンの集い』は参加者の来店順で回していきます。
今回、私は用事があり開始10分後の到着でしたが既に6名の参加者がいらっしゃいました。
私の後も数名の参加者が来店されました。
今回は参加者が多人数で大盛況だったんです。
今回、2順目に参加予定だったのは、
前回の『ジャズファンの集い』に続いて再登場の此の盤でした。
(画像は前回参加の時のものです)
↓
『 The Trio Vol.1 』Cedar Walton
Cedar Walton (p)
David Williams (b)
Billy Higgins (ds)
rec : 1985.3.28
シダー・ウォルトンのREDレーベル(伊)における代表作品の1枚。
この盤はイタリアのボローニャにおけるライブで、Vol.1 ~Vol.3まであります。
ライブ盤ということもありシダー・ウォルトンの魅力を余すことなく堪能できます。
Vol.1 ~Vol.3まで自身のオリジナルも含めスタンダードやジャズメン・オリジナルも多目という選曲・編集で、
ピアノトリオのライブ盤としては聴きやすいかと思います。
前回は♪Satin Doll♪での参加でした。
今回は♪Every time We Say Goodbye♪で、
ジョン・コルトレーン・カルテットとの聴き比べの予定でした。
♪Every time We Say Goodbye♪
序盤は原曲に忠実に、
中盤のソロから盛り上がりをみせて、
さらに後半にギヤを一段上げたかのような展開に・・・
シダー・ウォルトンの構成力のある演奏にグイグイと引き込まれてしまいます。
今回は大盛況のうちに、あっという間に3時間が過ぎました。
今回もジャズ三昧の第1土曜日でした。
※追記
今回の模様を店主がブログにアップされました。
https://ameblo.jp/kurikurijazz/entry-12465855530.html
※此の記事はヤフーブログの投稿記事を貼り付け編集したものです。