『ジャズCD鑑賞会』松伏 Coffee Winds 2019.5.18 | Jazz♪ ときどき 洋楽♪&邦楽♪・・・

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Yahoo!ブログから参りました。

2019年2月以前の記事は(Yahoo!ブログでの投稿記事)となっております。

 

昨日5月18日は、第3土曜日。

 

 

『ジャズCD鑑賞会』Coffee Windsに出掛けました。

 

 

前回が「第100回」&「平成・最後」

そして、

今回が「第101回」&「令和・最初」

 

私の「令和・最初」の参加の盤は、

 

『 Takin' Off 』Herbie Hancock

Freddie Hubbard (tp)

Dexter Gordon (ts)

Herbie Hancock (p)

Butch Warren( b)

Billy Higgins (ds)

rec : 1962.5.28

ハービー・ハンコックの初リーダー作品。

※此の盤はCDを持っていないのでレコードをCDRに焼いて参加しました。


意外にもハービー・ハンコックは『ジャズCD鑑賞会』では今迄サイドメン参加作品の登場はあったものの、

リーダー作品の登場は殆どなく第98回の2月と第99回の3月に登場したくらいのようでした。

そんなこともあり今回はハービー・ハンコックで参加してみました。

さらに、

今回は「令和・最初」ということもあり「初リーダー作品」を選んでみました。

 

ハービー・ハンコックの初リーダー作品でもある此の盤は、

A面1曲目の ♪Watermelon Man♪ が特に有名ですが全トラック聴き応え十分です。

 

全トラックハービー・ハンコックのオリジナルで、

伝統的なハードバップ~ファンキーな香りのA1、A3、B2、

モーダルなBN新主流派の香りのA2、B1、

自作バラードのB3、

と作曲面でも非凡な才能を感じとれる1枚です。

 

1963年にマイルス・デイヴィスのバンドに参加後は、

より独創的でモーダルな演奏・楽曲に向かうハービー・ハンコック。

此の初リーダー作品は(伝統的な面と新しい面と両方の)フレッシュな魅力が楽しめる大好きな1枚です。

バッキングもソロも、既に独特のものを感じますね。

 

ここではデクスター・ゴードンの参加が新鮮です。

他のメンバーに比べて一周り二周りも世代が違い音楽スタイルも違うデクスター・ゴードンが、

ここでは若い世代に刺激されたのか素晴らしいプレイを展開しております。

 

デクスター・ゴードンのソロが後半盛り上がりをみせる新主流派の香りがするB1の、

♪The Maze♪で参加しました。

 

♪The Maze♪

https://youtu.be/aK-4p2Fbn80

 

ここでのハービー・ハンコックが最高!

2管が奏でるテーマの後フレディ・ハバードがソロに入る前に、ハービー・ハンコックが少し奏でるんです。

そして、

フレディ・ハバードの後デクスター・ゴードンがソロに入る前に、再びハービー・ハンコックが少し奏でるんです。

これが、それぞれの2管がソロに入る前に一呼吸の ”間” を与えるかのような絶妙なアクセントになっているように感じるんです。

さらに、

デクスター・ゴードンのソロが後半になるにつれて盛り上がっていくあたりから、

それに呼応するかのようなハービー・ハンコックの斬新なバッキング。

続くソロも短いながらも斬新でグイグイと引き込まれてしまいます。

 

スミマセン!

ついつい熱くなってしまいました...

 


 

オマケ!

 

やはりオープニングを飾る此の曲は外せません!

モンゴ・サンタマリアのカヴァーでも有名なハービー・ハンコックの代表曲。

ハービー・ハンコックが幼い頃に、よく耳にした西瓜売りの叫び声がヒントになったというこの曲。

 

♪Watermelon Man♪

https://youtu.be/aONiEn8NHQA

 

 

今回の模様を店主がブログにアップされています。

https://blogs.yahoo.co.jp/somethin_else_farm/28975023.html?vitality

 

 

 

 

今回は久しぶりに娘と待ち合わせをして娘も参加した、
ジャズ三昧の第3土曜日でした。

 

 

※此の記事はヤフーブログの投稿記事を貼り付けて編集したものです。