♪Softly As in a Morning Sunrise(朝日のようにさわやかに)♪
では、ピアノトリオによる聴き比べだったのですが、
「ソニー・ロリンズのヴィレッジ・ヴァンガードのライブ盤による演奏が好き!」
というコメントが2人からも、ありました。
それならば!ということで【第15回】の聴き比べ♪は、
というコメントが2人からも、ありました。
それならば!ということで【第15回】の聴き比べ♪は、
♪Softly As in a Morning Sunrise(朝日のようにさわやかに)♪の続編として、
ソニー・ロリンズを取り上げてみたいと思います。
ソニー・ロリンズ
ソニー・ロリンズを取り上げてみたいと思います。
ソニー・ロリンズ
が登場するとなると…
此の人を登場させない訳にはいきません。
ジョン・コルトレーン。
① Village Vanguardのライブ盤。
② (ds)がエルヴィン・ジョーンズ
共に、
ソニー・ロリンズ、ジョン・コルトレーンの代表作品であります。
と同時に、
数あるVillage Vanguardのライブ盤の代表作品。
いや、
全ジャズ・ライブ盤のなかでも100選に挙げられる2枚でもあります。
Wilbur Ware (b) Donald Bailey (b)
Elvin Jones (ds) Pete Laroca (ds)
ピアノレス・トリオ編成になると、こんなにもロリンズって凄い!
同じ楽器編成のコンテンポラリー盤『Way Out West』もありますが、ライブの熱気に包まれた此の盤はスタジオ録音盤にはない魅力がいっぱいです。
♪Softly As in a Morning Sunrise(朝日のようにさわやかに)♪
では、Wilbur Ware (b)、Elvin Jones (ds)による編成。
Eric Dolphy (bcl)
McCoy Tyner (p)
Reggie Workman (b) Jimmy Garrison (b)
Elvin Jones (ds)
1961.11.2,3
実は、エリック・ドルフィーが此処ではコルトレーンを圧倒しっているかのような演奏をしているんです。
そのためオリジナルLPではドルフィーの凄さを封印したかのような、つまりコルトレーンを主役に見立てたトラックが選ばれていました。
それは4枚組のコンプリート盤CDを聴けば明らかです。
話が長くなってしまいました。
♪Softly As in a Morning Sunrise(朝日のようにさわやかに)♪
では、ドルフィー参加ナシの、Reggie Workman (b)4人編成による演奏。
マッコイ・タイナー・トリオ?と思わせる演奏から始まり、コルトレーンの番になるとソプラノ・サックスで怒涛のソロを展開。
それでは聴き比べです。
Sonny Rollins
John Coltrane
サックス界、いやジャズ界の両巨人による、
♪Softly As in a Morning Sunrise(朝日のようにさわやかに)♪
の聴き比べでした。
同じサックスでも、
テナー・サックスとソプラノ・サックスによる違い。
また、
楽器編成による違い。
さらには、
音楽志向やプレイスタイルによる違い。
で、
こうも変わるのが♪ジャズ♪という一例でした。
お付き合い、ありがとうございました。