聴き比べ【1】 ♪Speak Low♪ | Jazz♪ ときどき 洋楽♪&邦楽♪・・・

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2019年2月以前の記事は(Yahoo!ブログでの投稿記事)となっております。

 
聴き比べ(ジャズ)
第1回は、
 
♪Speak Low♪
 
 
「三文オペラ」で知られるドイツの作曲家、クルト・ワイルがミュージカル『ヴィーナスの接吻』のために書き下ろしたナンバー。
 
「小声で恋を語って!早く早く・・・」という歌詞を書いたのは、オグデン・ナッシュ。
 
小声でもよく聞こえるように、「耳元で囁いて!」
って、ことなんでしょうか・・・?
 
 
この曲、♪Speak Low♪といえば、ウォルター・ビショップJr.
ウォルター・ビショップJr.といえば、♪Speak Low♪
と、
いわれるくらいピアノトリオの演奏では、ウォルター・ビショップJr.は正に鉄板!?といったところでしょうか!
 
 
はい、
♪Speak Low♪ 
ピアノトリオ聴き比べです。
 
ウォルター・ビショップJr. トリオ
        VS
山本 剛 トリオ
 
 
鉄板!?の
ウォルター・ビショップJr.
 
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Walter Bishop Jr. (p)
Jimmy Garrison (b)
G.T Hogan (ds)



Rec : 1961.3.14  Jazztime

ジャズ開眼時の頃《幻の名盤ブーム》とかがあり ”この盤” は、その最右翼の1枚でした。
当時、行きつけのジャズ喫茶で聴いた時は「これが幻の名盤?」ごく普通のパウエル派のピアニストという印象で、後に国内で発売されていたにもかかわらずゲットせずにいた1枚でした。

ところが昨年、あるブロガーさんが紹介されていて約40年ぶりに試聴して一発で気に入り、その直後にduでご対面となりゲットした盤なんです。

ジミー・ギャリソンのゴリゴリとしたベースが、ぐいぐい引っ張る感じで実に気持ちいい。
ストレート勝負といった印象です。
 
 
 
対するは、
日本が誇る、山本 剛
 
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山本 剛 (p)
岡田 勉 (b)
植松 良高 (ds)


Rec : 1999.8.8  Venus


山本 剛 51歳の時の音源。
TBM(スリー・ブラインド・マイス)時代にはない、円熟した良い意味で味わい深い演奏。


洗練されていて、なおかつブルージー。
エロール・ガーナー、レッド・ガーランド、ウィントン・ケリーに影響を受けたという山本剛の演奏は理屈抜きで”ジャズ” の最も美味しいところを感じます。


ここでの♪Speak Low♪も遊び心たっぷりの余裕の演奏。
ストレートあり変化球もあり、
と、いったところでしょうか!?






それでは、
♪Speak Low♪

聴き比べです!



先ずは、

ウォルター・ビショップJr







続いて、

山本 剛

 

 






どちらも、いいですね!!

あとは、好みの問題でしょうか。