ローリング・ストーンズ | Jazz♪ ときどき 洋楽♪&邦楽♪・・・

Jazz♪ ときどき 洋楽♪&邦楽♪・・・

ご訪問ありがとうございます!

Yahoo!ブログから参りました。

2019年2月以前の記事は(Yahoo!ブログでの投稿記事)となっております。


久しぶりの【洋楽】です。

この映像音源は、1969年11月27日.28日のニューヨークのMSG(マジソン・スクェアガーデン)における、ローリング・ストーンズのライブ映像音源です。


Jumpin' Jack Flash♪


※上手く再生できない時はこちらから




Carol♪


※上手く再生できない時はこちらから




Little Queenie♪


※上手く再生できない時はこちらから




Honky Tonk Woman♪


※上手く再生できない時はこちらから





この音源をオーバーダビングして、1970年9月4日にリリースされたのが、
この盤。
『 Get Yer Ya-Ya's Out 』
b1512f26.jpg
 



ストーンズで一番好きな盤です。
 
1374d349.jpg
 

      ↑
レコード《当時キングレコードから出ていた「Get Yer Ya-Ya's Out」と「Got Live If You Want It!」とのセット2枚組》を持っていたのですが、おそらく200回以上の超ヘビロテ盤だったため傷も目立ってきたので、数年前にCDをゲットしたくらいのお気に入りです。

『 Get Yer Ya-Ya's Out 』

1.   Jumpin' Jack Flash
2.   Carol
3.   Stray Cat Blues
4.   Love In Vain
5.   Midnight Rambler
6.   Sympathy for the Devil
7.   Live With Me
8.   Little Queenie
9.   Honky Tonk Women
10. Street Faighting Man


この公演が行われた1969年は、ストーンズにとって極めて重要な年であります。

6月には、オリジナル・メンバーのブライアン・ジョーンズが脱退。
後釜として、ミック・テイラー加入。

7月3日、ブライアン・ジョーンズ自宅プールで溺死体発見。

7月5日、ブライアン・ジョーンズに代わるミック・テイラーのお披露目として予定されていたハイドパーク・フリーコンサートが、急遽ブライアン追悼コンサートに変更。

そして、
11月7日からのアメリカ公演が、ミック・テイラー加入後の初ツアーとなり、この11月27日.28日の公演が新生ストーンズの記録として収録されたのです。

さらには、
12月6日のオルタモントのフリーコンサート、「オルタモントの悲劇」が勃発。

ストーンズ激動の1969年。

MGS公演とオルタモントフリーコンサートを含めた全米ツアーの模様が、映画「Gimme Shelter」として翌年に公開。

当時のストーンズ、
ビル・ワイマン33歳を除くと、まだ20歳代。
ミック・ジャガー 26歳、
キース・リチャーズ 25歳、
チャーリー・ワッツ 28歳、
ミック・テイラーは何と20歳、
という若さ。

4曲の映像は、この盤に収録されている、オーバーダビング前の貴重なものです。

Jumpin' Jack Flash♪
Honky Tonk Women♪
は、説明不要のストーンズの ”名刺代わり” とも言える代表的名作。

Carol♪
Little Queenie♪
は、ストーンズが敬愛するチャック・ベリーの古典的名作。
この懐古的ムードの香り漂うロック&ロール・サウンドがたまりません!
特に、Little Queenie♪では、6人目のストーンズと言われるイアン・スチュワートのピアノが雰囲気を高めています。(映像音源ではピアノが不明瞭ではありますが)

ストーンズ・サウンドの要は、
チャーリー・ワッツ(ds)、ビル・ワイマン(b)なんだと改めて感じます。
そのうえで、キース・リチャーズの、あのギター・リフが活きてくるんだと…


どれも、かっこ良すぎ!!




個人的には、
この盤を含め、
ベガーズ・バンケット(1968)
から
メインストリートのならず者(1972)
の頃がストーンズでは、一番好きな時期です。

当時(中学~高校)は、未だジャズ開眼前のロック少年でした。