昨日4月14(土)は、
ライブがあるので、柏Nefertitiに行ってまいりました。
アルコールと共に楽しみたいので電車で移動。
柏で昼飯を済ませ、柏駅から東武アーバンパークラインに乗り、此処で下車。
歩くこと20分(運動不足に良いです)陸の孤島・柏の軽井沢?Nefertitiに到着。
今回は、
メンバーのプロフィールです。
http://nefertiti.jp/gallery/20180414live/
纐纈 雅代(as)
永武 幹子(P)
竹村 一哲(ds)
永武幹子は今回が5回目
纐纈雅代と竹村一哲は今回が初めて。
今回は何といっても纐纈雅代を聴きたかったんです。
姓が纐纈ということで、
纐纈歩美と血縁関係と思われがちですが血縁関係は無く、
纐纈の姓が多い纐纈歩美と同じ岐阜県出身の纐纈雅代。
ライブ体験者からは「アヴァンギャルドなプレイが凄い!」
と耳にしていた纐纈雅代だけに、興味津々でのライブ初参戦。
私は、いつもの最前列の席を確保するため事前に予約しておりました。
先ずは昼下がりから1杯。
開演を待ちます。
リハーサル時から纐纈雅代のアルトサックの音が耳に焼きつくんです。
演奏は、1st、2nd、4曲ずつアンコール1曲の計9曲。
纐纈雅代オリジナル☆を4曲取り上げてのステージ。
曲紹介で覚えているのは、
1-1 ♪Fire Waltz♪
1-2 ♪アフリカン・シャワー♪☆
1-3 ♪Blue in Green♪
1-4 ♪バーンド・アウト♪☆
2-1 ♪B Minor Love♪
2-2 ♪ダンシング・イン・カーチェイス♪☆
2-3 ♪冬のワルツ♪☆
2-4 ♪?
アンコールは有名なスタンダード
♪Mack the Knife (Moritat)♪
先ずは、オープニングから驚いた。
竹村一哲のドラムソロからスタート!
これが、また凄いくらいに気合が入ったドラミングで聴衆を一気に釘付け!
ドラムソロが終わると、
纐纈雅代のパワフルなアルトサックスが、
ジャズ・ファンならおそらく耳にしたことがあるであろう、あのテーマが・・・
エリック・ドルフィー、ブッカー・リトルの5スポットの演奏でお馴染みの、
マル・ウォルドロンの楽曲♪Fire Waltz♪
もう、たまりません。
ドルフィー以上にテンション高い纐纈雅代のアルトサックスの叫び♪
こんなアルトサックスは、今までのライブで聴いたことがない。
永武幹子も攻撃的なバッキングで絡み、三者一体とななった即興の極致が!
ピアノソロもブロックコードを交えながらテンション高め。
永武幹子に関しては約1年ぶりのライブ参戦ですが一皮剥けた感じがする。
今の若手は数々のセッションを通じて成長が著しいんだろうなぁ~
纐纈雅代なんですが、
♪Blue in Green♪や纐纈雅代のオリジナル♪冬のワルツ♪では、
感情移入の激しさと同時に、どことなく「和」や「牧歌」的な香りを感じた。
激しいなかに暖かさや優しさを感じるのである。
アンコールの有名なスタンダード♪Mack the Knife (Moritat)♪に至っては、
当日のなかでは一番オーソドックスな演奏でありながらも、かなり斬新な解釈。
どうしても、エリック・ドルフィーやオーネット・コールマンを思い浮かべてしまうのですが、纐纈雅代のオリジナルティは半端でない。
纐纈 雅代
永武 幹子
竹村 一哲
演奏前は「尖がり感の極致」を予想していたのですが、
思っていた以上にフリーキーではなく王道路線に則った熱い演奏でした。
演奏終了後に、
纐纈雅代さんに「フェイバリットは?」と常連のIさんが尋ねたら、
「チャリー・パーカー」と仰っていました。
1年前に永武幹子さんに「フェイバリットは?」と私が尋ねた時には、
「ジャッキー・バイアード」と仰っていた永武幹子さん。
この3人がスインギー&ストレートな4ビート・ジャズを奏でたら・・・
なんて想像するだけで楽しくなる。
演奏終了後にメンバー集合記念撮影。
『お疲れ様でした!』
纐纈雅代のユニット『Band of Eden』による、
纐纈雅代(as)
スガダイロー(p)
内橋和久(g)
伊藤啓太(b)
外山明(ds)
2015年3月4日、新宿PIT INNでの音源(2曲共に演奏途中で終わっていますが...)
♪卑弥呼♪
♪カラスの結婚式♪
2曲ともに、尖がり感満載です。
スインギー&ストレートな4ビート・ジャズが好きな方には?かもしれませんね。
逆に、
洋楽・ロック(特にパンク系)好きな方には〇かもしれませんね。
今回もジャズ・ライブ三昧の1日でした。
お付き合い、ありがとうございました。