一昨日の7月9日の新宿PIT INN
ビンセント・ハーリングもエリック・アレキサンダーも初のライブ参戦です。
現在、本場アメリカで活躍中のジャズメンとしては2人とも超大物だけに期待が高まります。
ミュージック・チャージも、かなり立派な「ハイ・プライス」です。
と同時に期待外れだったら・・・
という一抹の不安も、これだけの大物だと同時に湧いてくるから不思議なものです。
やはり、本場の現役大物ジャズメンがステージに登場すると独特の雰囲気が漂いますね。
ビンセント・ハーリングは、とにかく音がデカイ!
存在感が半端ないっ!
正にジャズって感じです。
キャノンボール・アダレイの現代版?!といった雰囲気です。
エリック・アレキサンダーは、とにかく上手い!
上手い!んだけど嫌味が全くないんです。
個性がありますね。
現在活躍中のプレイヤーは皆同じに聞こえると言われがちななかで、エリック・アレキサンダーの ♪それ♪ と分かるトーン、フレーズは魅力的。
今、サッカー2018ワールドカップ開催中ですが、
ビンセント・ハーリング&エリック・アレキサンダーは強烈な2トップですね。
2管フロント+ピアノトリオという5tet編成は、ハードバップでは鉄板であることを改めて感じます。
2管フロントでも(ts)(as)+(tp)を始めいろいろありますが(as)+(ts)という編成も実にイイですね。
同じ楽器同士のバトルとも違うテナーとアルトの違いを楽しめました。
キャノンボール・アダレイのアルバム『イン・シカゴ』のキャノンボール&コルトレーンを一瞬思い出させるかのような錯覚に陥りました。
ビンセント・ハーリング、エリック・アレキサンダーのオリジナル曲にスタンダードをも含めた1st、2nd、アンコールのステージでは、バリバリの現代風ハード・バップを聴くことが出来ました。
特にエリック・アレキサンダーのアルバム『Chicago Fire』収録のオリジナル曲♪Save Your Love for Me♪では(ts)(tp)の2管フロントなのですが、ステージでは(ts)(as)によユニゾンやハーモニーがソロ以上に味わいがあり実に魅力的でした。
今回は現役バリバリ本場の超大物ジャズメン2人の初ライブ参戦でした。
お付き合い、ありがとうございました。
特にエリック・アレキサンダーのアルバム『Chicago Fire』収録のオリジナル曲♪Save Your Love for Me♪では(ts)(tp)の2管フロントなのですが、ステージでは(ts)(as)によユニゾンやハーモニーがソロ以上に味わいがあり実に魅力的でした。
演奏開始前に、ビンセント・ハーリングに写真撮影のチャンスが・・・
そして、持参したアルバムにサインをお願いすると快く応じてもらえました。
エリック・アレキサンダーからは演奏終了後にサインを頂きました。
しかし取り巻きが多く写真撮影のチャンスを逃してしまいました。
ビンセント・ハーリング&エリック・アレキサンダー強烈でした。
2人が共演の動画【2015.9.2 at Linda’s Jazz Night】
お付き合い、ありがとうございました。