1974年12月25日の、
六本木「ミスティ」でのライブ盤です。
TBM(スリー・ブラインド・マイス)から、同日セッションとして3枚リリースされているのは先の『Live at Misty』の記事のとおりです。
この日は、第1ステージから第4ステージまであり、それぞれの演奏を3枚のアルバムとして編集したとされていますが、演奏順番通りのアルバム制作ではなく、
『Live at Misty』が、ジャズクラブ「ミスティ」の雰囲気がよく出た選曲であるのに対して、
『Blues for Tee』は、山本剛のブルースにおける解釈表現を十二分に堪能出来る1枚として選曲され制作されています。
『 Blues for Tee 』/ 山本 剛
1. Blues for Tee (16:39)
2. I'm Glad There Is You (7:00)
3.Speed Ball Blues (11:35)
4.Broadway (8:15)
山本 剛 (p)
大由 彰 (b)
大隈 寿男 (ds)
Rec 1974.12.25
自作ブルース2曲と、スタンダード2曲の構成から成る1枚。
(2).(4)におけるスタンダードの解釈も素晴らしいのですが、
圧巻は、勿論(1).(3)における自作ブルース。
ここでの、山本剛のブルースフィーリング溢れる演奏は、独特の味わいで ”病みつき” になります!!
何故か、日本(演歌?)的な感じが全編に渡って感じられるのは気のせいだろうか…
音源がありました。
♪Blues for Tee♪
※上手く再生できない時はこちらから
♪Speed Ball Blues♪
※上手く再生できない時はこちらから
いいなぁ…
山本 剛の奏でるブルース・フィーリング。
気がつくと体が自然と揺れている。

