アート・ブレイキー & ジャズ・メッセンジャーズというと、
個人的には『Blue Note』というイメージなんですが、
個人的には『Blue Note』というイメージなんですが、
『Blue Note』始め全レーベル作品のなかでも個人的にベスト3に入る1枚が、
『Riverside』の、この盤なんです。
『Ugetsu』
1. One By One
2. Ugetsu
3. Time Off
4. Ping-Pong
5. I Didn't Know What Time It Was
6. On The Ginza
7. Eva
8. The High Priest
9. The Theme
Freddie Hubbard (tp)
Cutis Fuller (tb)
Wayne Shorter (ts)
Cedar Walton (p)
Reggie Workman (b)
Art Blaky (ds)
Rec : live at Birdland, NYC;1963.6.16
数ある60年代前半の3管ジャズ・メッセンジャーズのなかでも、特に好きな1枚。
3管編成時代のメッセンジャーズは、ハードバップ、ファンキー、モードと、それぞれのスタイルが過度期なだけに、それらの要素が混ざり合った独特な雰囲気が特徴でもあります。
そんな3管編成ジャズ・メッセンジャーズのなかでも、
この盤は、ベースがジミー・メリットからレジー・ワークマンに変わった時期の音源で、アート・ブレイキー&ジャズ・メッセンジャーズの聖地ともいえるバードランドでのライブ盤。
特に、ウェイン・ショーターの存在感が群を抜いています。
ソロもなかなかスリリングで、楽曲も半分も提供しています。
フレディ・ハバード、カーティス・フラーも、ソロにアンサンブルにとグループに無くてはならない存在です。
シダー・ウォルトンの存在感も見逃せません。彼の楽曲であるタイトル曲の♪Ugetsu♪ は、モーダルで華やかさのある流麗メロディが何とも魅力的。
今迄のハード・バップ、ファンキーとは明らかに違うモーダルな演奏。
******************
興味深い記事を発見しました(ライナーの一節のようです?)
ここから、引用。
ファンキー・ジャズの不朽の名盤”『モーニン』は、アート・ブレイキーの最高傑作であると同時にジャズ・メッセンジャーズの最大のヒット作となった。
しかし、『モーニン』が売れれば売れるほど、旧来のジャズ・ファンがアート・ブレイキーに捧げた視線は冷たくなった。アドリブ芸術と称されたジャズを ”レベルの低い通俗音楽へと陥れた” と映ったのである。
これはアメリカ本国でのアート・ブレイキーのお話であって・・・
以下中略~
そんな親日家=アート・ブレイキーによる「日本での思い出」がジャズとして結実したのが『Ugetsu』(以下『ウゲツ』)である。
タイトル・トラックの【ウゲツ】とは「雨月物語」のことであり【オン・ザ・ギンザ】は「銀座」のこと。そう『ウゲツ』の真実とは、最高傑作『モーニン』をけなされ、黒人差別を受けてきたアート・ブレイキーの ”ジャズメンの誇り” そのものだと思う。
以上、引用。
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音源の紹介です。
1. One By One
2. Ugetsu
3. Time Off
4. Ping-Pong
5. I Didn't Know What Time It Was
6. On The Ginza
7. Eva
8. The High Priest
9. The Theme
Freddie Hubbard (tp)
Cutis Fuller (tb)
Wayne Shorter (ts)
Cedar Walton (p)
Reggie Workman (b)
Art Blaky (ds)
Rec : live at Birdland, NYC;1963.6.16
数ある60年代前半の3管ジャズ・メッセンジャーズのなかでも、特に好きな1枚。
3管編成時代のメッセンジャーズは、ハードバップ、ファンキー、モードと、それぞれのスタイルが過度期なだけに、それらの要素が混ざり合った独特な雰囲気が特徴でもあります。
そんな3管編成ジャズ・メッセンジャーズのなかでも、
この盤は、ベースがジミー・メリットからレジー・ワークマンに変わった時期の音源で、アート・ブレイキー&ジャズ・メッセンジャーズの聖地ともいえるバードランドでのライブ盤。
特に、ウェイン・ショーターの存在感が群を抜いています。
ソロもなかなかスリリングで、楽曲も半分も提供しています。
フレディ・ハバード、カーティス・フラーも、ソロにアンサンブルにとグループに無くてはならない存在です。
シダー・ウォルトンの存在感も見逃せません。彼の楽曲であるタイトル曲の♪Ugetsu♪ は、モーダルで華やかさのある流麗メロディが何とも魅力的。
今迄のハード・バップ、ファンキーとは明らかに違うモーダルな演奏。
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興味深い記事を発見しました(ライナーの一節のようです?)
ここから、引用。
ファンキー・ジャズの不朽の名盤”『モーニン』は、アート・ブレイキーの最高傑作であると同時にジャズ・メッセンジャーズの最大のヒット作となった。
しかし、『モーニン』が売れれば売れるほど、旧来のジャズ・ファンがアート・ブレイキーに捧げた視線は冷たくなった。アドリブ芸術と称されたジャズを ”レベルの低い通俗音楽へと陥れた” と映ったのである。
これはアメリカ本国でのアート・ブレイキーのお話であって・・・
以下中略~
そんな親日家=アート・ブレイキーによる「日本での思い出」がジャズとして結実したのが『Ugetsu』(以下『ウゲツ』)である。
タイトル・トラックの【ウゲツ】とは「雨月物語」のことであり【オン・ザ・ギンザ】は「銀座」のこと。そう『ウゲツ』の真実とは、最高傑作『モーニン』をけなされ、黒人差別を受けてきたアート・ブレイキーの ”ジャズメンの誇り” そのものだと思う。
以上、引用。
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音源の紹介です。
名物司会のピー・ウィー・マーケットのアナウンスから始まる、オープニングにぴったりな、ファンキー&モードの両方の美味しいところ満載した、ショーターの作品、
♪One By One♪