こんにちは。
気温の変化が大きいですね。
暖かいと思ったら、すごい寒くなったり。
私も鼻の調子が悪くなってしまいました。
情けない限りです。
今回も睡眠についてです。
睡眠のメカニズム、「眠くなる」とは体内でどのようなことが起きているか見ていきましょう。
朝、日の光を浴び起床して、日中は活動して、日が落ちて暗くなり帰宅して就寝、というのが一般的な生活リズムです。
日の光を浴びることにより、睡眠ホルモンといわれる「メラトニン」の分泌がストップされます。
このメラトニンは体内時計で調整されていて、日の光を浴びてから14~16時間後に再び分泌されます。
メラトニンの作用により、体の深部体温の低下、呼吸や脈拍、血圧も低下し眠りに適した状態になり眠気を感じやすくなりなります。
夜間に強い光や照明を浴びたり、TVやパソコンなどのブルーライトの影響で分泌が抑制され、体内時計の調整が乱れ、眠気を感じにくくなり不眠になります。
メラトニンの材料となるのが、脳内の神経伝達物質であるセロトニンです。
セロトニンは日中、太陽の光を浴びることにより、生成が促進されます。
セロトニンの生成に必要なのがトリプトファンです。
トリプトファンは体内で生成することができないので、食事などで体内に取り込まなければなりません。
トリプトファンは三大必須アミノ酸の一つで、多く含まれている食品は白米、パン、乳製品、大豆製品、赤身の肉や魚です。
日常の食事から摂取しやすいのではないでしょうか。
1日の必要量は500~600mgなので、三食きちんととり、睡眠の元となる栄養をしっかり摂取し、よい睡眠をとりましょう。