小さな町のどこか
生まれた声が叫ぶように歌い出す
流れる水のように
空の青さに透き通るようなメロディ
世界中がこんな風に美しいなら
涙ひとつくらい無くせるのだろう
少年よ 君の澄んだ瞳が見てる世界は
どんな色をして映っていますか
時が経って大人になって傷つくこともあるだろう
だけどね、君のままでいい
指折り数えてきた宝物たち
拾い集めて捨ててきた
そうして出会ったものや残ってるものが
僕らを明日へと運ぶ
ほんと言うと生きにくいね この世の中は
でも君がいれば まだ生きていける
少年よ 透明な心でいてくれないか
大切なものを見失わぬように
時が経って大人になって誰かに罵倒されても
世界は君を信じてる
少年よ 紙ひこうき飛ばしたあの空のように
青く澄みきった素直な心のまま
今をずっと刻んでいく命が尽きるその日まで
君は君のままでいい