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*東日本大震災が、2011年3月11日の午後2時46分に起こった。僕はその日時に熊本県に旅行中で阿蘇の麓のホテルに滞在していた。

 

 レンタカーで晴れ渡った阿蘇の周りを走る旅であった。ホテルの部屋のテレビにスイッチを押してみて大地震の光景に驚いた。

1995年1月17日の阪神大震災からの復興もまだまだ。そんな時であった。

 

 友人の弟が震災の被害を受けている、ということを聞いて、すぐに帰宅。援助物資を毎日ダンボールで送った。近所の人たちにも渡して下さいと言づけた。

 その後、町の人々に希望を与えたいから、ヒマワリを植えたい、咲かせたい、という要望を聞いて、ヒマワリの種も送った。

 

*2024年1月1日に、石川県で大地震。東日本大地震から13年後。東日本大地震は阪神大震災から16年後。ここ数年、大地震が起こっている。人づてだが、記憶があるのは、1923年の関東大震災。

 

*138億年前の宇宙のビッグバン。46億年前の太陽や地球の誕生。38億年前の生命の誕生。哺乳類の誕生が6500万年前。ヒト属の誕生というか分化は200万年前、現生人類であるホモ・サピエンスは40~25万年前。

 

*長遠の期間を経て私たちは今生きている。隕石の飛来による氷河時代も生き延びた。縄文時代は1億3000年前から2300年前まで。弥生時代は2300年前(紀元前3世紀)からおよそ1700年前(3世紀)まで。その後1400年前までが古墳時代。そこから奈良・平安時代、鎌倉・室町時代、江戸時代と続いて現代に至る。

 

*釈迦は紀元前5~6世紀。ソクラテスは紀元前4世紀。キリストは紀元前0年頃。

 

*人類の誕生は、この歴史のなかに於いて新しい。生命の誕生は奇跡。人類は奇跡の中の奇跡であり産声を上げたばかり。。この世で一番の奇跡。である。と、オグ・マンディーノは訴えている。

。その奇跡の命を奪うのは誰だ? それは人だ。 核兵器のボタンを押そうとしているのは人なんだ。それは人類を1分後に滅亡させるボタンだ。

 

 地球温暖化。これはジワリと人類を滅亡させる。

 

*核兵器も地球温暖化も人類に危機をもたらしている。

 

*では核が悪いのか? 地球温暖化が悪魔なのか?

 

*人間の心に巣くう悪魔が核兵器を作っている。人間の目先の欲望が地球温暖化をもたらしている。

 

*人類は地球世界の新参者。生物界の新参者である。人間の悪魔の心が人類を滅ぼそうとしている。

核兵器のボタンを押そうとしているその悪魔を傍観しているのは誰だ?!

 

*沖縄の踊り「カチャーシー」は、「いぬち(命)どぅ宝」と訴えている。

 

*宇宙の138億年の歴史は、慈悲が作り上げてきた。「宇宙には慈悲の気が流れている」と、京セラ創業者の稲盛和夫さんは直感したと語っている。

 

*2500年前の時代に、釈迦が説いた法華経は、「命」を説き、「命」の尊さを訴え、「命」を活かし守り愛する方途を教えている。「命」は慈悲のマグマである。

 

*「命」は生きる「能動性と喜び」を持ち合わせている存在ではないか。私たちの「命」は、自力で生きているのではない。大宇宙の慈悲のマグマに生かされて、生きているのである。

 

*「命」に意識を置き、「命」に活かされる喜びを歌い語らい、「命」の尊さを訴えていかなければならない。のではないか?! そう法華経は説き、訴えている。

 

「THE GREATEST MIRACLE IN THE WORLD」は、Og Mandinoの著書で世界の有識者たちに広く読まれている。日本では「この世で一番の奇跡」というタイトルでPHPが出版している。

 

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