ビールは中瓶だった。
グラスもすごく小さい。
注いだらすぐ飲み干してしまう。
だから
何度も何度も繰り返し注ぐ、飲む、をやっていた。
でかいコップありませんか?
ありません。
あーん?
酎ハイのコップあるでしょう?
言いたかったけど、
大人の対応。
ウイスキーは、国産しかなかった。
食事はおいしかった。
しかし、少ない。
誰かに自分の分食べられていた!
ということは
悪酔いのパターン。
その通りになった。
途中から覚えていない。
なんか
寝ていたそうだ。
これまでいろいろ飲み会に出席したが、途中から寝たことは初めて。
びっくり
かなりよっていたみたいだ。
終わったことも覚えていない。
エレベータに乗ったことも、みんなと駅まで歩いたことも……
覚えていない。
駅で一時間以上、同僚と話をしていた。
つまらない話で申し訳なかったな。
それから一人になり、
電車に乗った事は覚えているが、
自分が降りるべき駅にどうやって行ったのか、まったく覚えていない!
動物の本能か?
何とか乗り継いで帰ったようだ。
降りる駅に着いたときに、半分意識が回復。
すごく寒かった……
今を思えば、あの新年会自体に出席したくない自分があったのだろうな。
新年会プラス、
同僚の奈良転勤、
同僚の60歳退職
同僚の25年勤続
それらの祝いも兼ねていた。
転勤……望んでいない転勤、喜ぶか?
定年退職……あまりにも給与が安くて、退職してからは働きたくないと言っていた。仕方なく仕事を続けるようだ。
25年永年勤続……私も25年永年勤続だった時、朝礼で紹介されただけだったよ!
差別やん!
大人になりなさい。
こんなことを思いながら出席していたから、バチが当たったのだな。
今、おみくじひいたら、大凶だよ。
そんな暗くなる気持ちは、あることで消え去った。
それは、
駅の所で、
よっぱらって朦朧としているとき、
大丈夫ですか?
と声をかけてくれた人。
天使の声!
意識が戻った!
嬉しかったねぇ……
見えなかったが、
光に包まれた天使が声をかけてくれたように思えた。
ありがとう!
