皆様こんにちは。
昨年の土用の丑の日前にも行った船場亭(ふなばてい) ※お店のホームページにリンクに今年も行ってみました。
昨年の記事はこちらです。
ところで今年2025年夏の土用の丑の日は2回ありましたよね。一の丑が7月19(土)、二の丑が7月31日(木)でした。一の丑ではランチにすき家でうな牛(鰻と牛丼のアタマの合い盛り)を食べました。すき家の鰻は中国産だと思いますが、それでも身がふわふわでおいしかったです。
そして二の丑。昨日は仕事だったので今日行って来ました。
市街地で銀行と市役所に行ったあと、塩谷町との境近くにある船場亭に行きました。
Googleマップで見ると、大渡橋の袂、鬼怒川の畔にあります。
船場亭の建物は昔ながらの茅葺き屋根の建物です。最近は入口から見て左側にプレハブ建ての棟も出来ました。
天井も梁が剥き出しです。
席は空いている席に自由に座れます。ただ観光シーズンの土日祭日は、めちゃくちゃ混んでいますからお気を付けください。
各テーブルにこういう札が置いてあるので、席に着いたら・・・
メニューです。昨年とほとんどお値段に変更はありませんが、うな重とうな丼は50円値上げされていました。ただ鰻の白焼きと蒲焼きは同じ値段なので、値上げ分はお米が高い分の値上げと思われます。そうして見てみると、ほかのご飯を使ったメニューは、定食セットやライス単品も含め50円値上げになっていました。焼きおにぎりは2つだからか100円値上げです。
まあ鰻の値段も上がっているのでしょうに、ご飯分の値上げだけなのは良心的です。ご存じの通り、今はお米がめちゃくちゃ高いですからね。
昨年の記事でも書いていますが、船場亭って観光でいらしたお客様受けしそうなお店で、実際にそういうお客様がほとんどなので、よくありがちな観光地価格なのかなと思いがちですが、そんなことはなくてお値段は良心的です。鰻だと相場がわかりにくいので、鮎の塩焼きを例に取ると、1尾700円や800円で販売しているようなお店も多いのに、こちらでは550円。岩魚でも650円というところから見ても良心的価格であるのがわかります。実際三軒茶屋で鰻店を営むお友達に教えてもらったのも、鰻は適正な価格だそうです。
注文が決まったら、入口近くのレジで前払いして注文します。
テーブルのメニュー表を見ていても思ったのですが、この壁際の黒板に書かれている中で、鰻以外にも鯉の天ぷらが食べたくて注文しました。
こちらの鰻は鰻の産地としては有名な愛知県の一色産の物を使用し、大田原産の炭を使って焼かれているので本格的です。しかも今回レジのお姉さんから、「生け簀から上げて焼きますから少しお時間いただきます」と言われたように、作り置きはせずその場で捌いて焼いてくれますから新鮮です。
何か待ちながら、鰻が生け簀を泳いでいたら、お店の人に捕まえられて、ああとうとう私も捌かれて焼かれ、人間に食べられてしまうんだと思ったかなと、変なことを考えていました

僕のいたホールの壁にも、愛知三河一色産の鰻であることのポスターが掲示されていました。これ〝こうみじまん〟と読むのかな。
上で載せた黒板が置いてあるチェストの上には、昔のタイプライターが置いてありました。船場亭ではほかにも昔の電話機やラヂオなど、レトロな物が色々飾られていて楽しいです。
まず岩魚の塩焼きが来ました。
何か顔をアップにしたら、岩魚も生け簀で捕まって、とうとう食べられてしまうとびっくりした顔のままみたい


身がふわっふわでとてもおいしかったです。これも炭火焼きですよね。

そしてうな重と一緒に鯉の天ぷらも来ました。

折角なので色々なアングルから撮ってみました。

塩で食べます。

食べ過ぎかなあと思ったけど、この鯉の天ぷらも身がめちゃくちゃふわふわで熱々でおいしかったから、注文して大正解


岩魚を串から外してお箸で食べている途中ですが、うな重も冷めないうちに食べないとね。

うわあおいしそう。

うな丼なら半額位のお値段ですが、違いはうな重は一尾、うな丼は半尾なのだそうです。
もうおいしいったらありゃしません。
今年もおいしい鰻が食べられたことに感謝です。
鰻が良心的お値段とはいえ、それなりのお値段なのでランチとしては高くつきましたが、価値ある物、食べたい物をしっかり食べての散財なので僕は良しとします。それが対価値観だなと。あ、ライス100円となっているのは、うな重のご飯を大盛りにしてもらったからです。
皆様も日光市にいらっしゃった際は立ち寄ってみて下さい。
(取材日:2025. 8. 1)