皆様こんにちは。
今回のブログは、先日、日光市から行った、代々木上原のYOU KNOW WHAT ユーノーワット(Googleマップの情報にリンク)で食べたおいしいパスタのお話です。
この店は今回で2回目ですが、初めて行った時に、パスタが余りにもおいしかったので、いつかまた行こうと思ったまま、随分間が空いてしまいました。

その前にお店に行く前に立ち寄った東京ジャーミイ(代々木上原にあるモスク)のことを紹介しておきましょう。
東京ジャーミイは東京都渋谷区大山町にある日本最大のモスクで、1階にはトルコの文化を紹介するトルコ文化センターと、ハラールマーケットが併設されています。
東京ジャーミイは東京都渋谷区大山町にある日本最大のモスクで、1階にはトルコの文化を紹介するトルコ文化センターと、ハラールマーケットが併設されています。

外階段から2階のテラスに上がったところ。
東京ジャーミイはイスラム教のモスク(礼拝所)ですが、ムスリム(イスラム信徒)でなくても自由に見学(参拝)出来ます。
東京ジャーミイはイスラム教のモスク(礼拝所)ですが、ムスリム(イスラム信徒)でなくても自由に見学(参拝)出来ます。
日本では八百万の神、色々なものに神様が宿るという考え方がありますが、僕の宗教観では神様は唯一だと思います。日本の八百万の神は言ってみると、精霊とか妖精とかに近いものなのかなと思います。
うちは歴とした仏教寺院の檀家になっていますが、お寺や神社にもよくお詣りに行きます。行った神社仏閣で御守りを買うことも多いのですが、巷ではよく「御守りをたくさん持っていると神様が喧嘩する」という人がいます。僕的に言わせれば、これも絶対にそんなことはないと思います。日本のように八百万の神がいるとしても、神様は喧嘩するどころか、みんなで話し合って、協力して護ってくれるというのが僕の考え方です。八百万の神なら、それぞれ得意とする分野があって、それぞれの分野で力を発揮して護ってくださるわけです。
こうやってモスクに行くのもそれと似たようなもので、そこがキリスト教の教会であろうと、イスラム教のモスクであろうと、神様の近くに寄ってお詣りすることで、護ってもらえる気がするのです。めちゃくちゃ日本人的な考え方かもしれませんよね。

ここは装飾が荘厳で美しいモスクです。アジアで一番美しいとすら言われています。
このモスクにはよくお詣りに来ていて、自分も家族も平穏に暮らせていることのお礼に伺いました。
このモスクにはよくお詣りに来ていて、自分も家族も平穏に暮らせていることのお礼に伺いました。

実際、この日は東京ジャーミイにお詣りに行くことと、ここYOU KNOW WHATに行くことの両方がメインであり、どちらかがついでというわけではありませんでした。
お店は小田急線と地下鉄千代田線が発着する代々木上原駅のすぐ目の前にあります。ちょっと見にはイタリアンレストランあるいはカフェのようには見えません。初めて行った時はパン屋さんなのかなあと思いました。

メニュー表は紙メニューになっていて、内容はその時々で変わっているようです。この辺りはおすすめ品かな。
メニュー表がこんな独得の形なので、初めて行った時はちょっと戸惑いましたよ。今回はそれでもわかりやすかったかな。初めて行った時はもう少し枚数が少なくて、色々なメニューがずらっと載っていたような気がします。一応日本語の説明は書いてあるのだけれどお料理そのものの名前は英語で書いてあるからわかりにくいなあと思いました。
喩えていうのなら、かれこれ30年位前にパリに行った時、大体のレストランには日本語メニュー表が用意されているのですが、日によって変えたレストランで一店、日本語メニュー表はなく、英語のものはありました。まあフランス語よりは英語のほうがわかるのだけれど、それでもお料理名になるとわからないことも多くて、単語単語から想像してオーダー。そうしたら想像と違うものも出たのかもしれないけど、そのレストランのお料理がものすごくおいしくて、一番思い出に残っています。片言の英語でホールスタッフの方と店先で記念写真まで撮りました。
・・・と、このお店も何だか今一つよくわからないまま、ちょっとスタッフに確認しながらオーダーしたら、そのパスタがめちゃくちゃおいしかったという。似たような話。しかもその時にカウンター内で調理していた女性が、とてもきれいな方だったというオチがつきます。まあ、いいお年頃のオヤジのくせにね

これはワインのリスト。

飲み物。ビールを中心に書かれています。

そしてピザ。こちらのお店はピザ釜があって、注文が入ってから焼くみたいなので、僕はまだ食べたことがありませんが、きっとおいしいんじゃないかと思います。

前菜です。

これはハンバーガー。
とにかく、前回と比べてメニュー数が増えたのか、たくさんのメニューがありました。慣れたからか、書き方が少しわかり易くなったのか、今回は比較的内容を理解出来ました。

上ではピンボケの写真の下のほうのメイン料理の部分は、あとから撮っていたようです。確か蝦夷ジカのお料理が気になって、それを食べようかと迷っていたのです。
でも前にパスタを食べておいしかったからこの店に来たようなものなので、散々迷って、パスタにしました。ただあとで出て来ますが、パスタも蝦夷ジカを使ったラグーソースのパスタでした。そういう意味では一石二鳥?
ちなみに気になっていた蝦夷ジカのお料理。蝦夷ジカのワイン煮込みは想像つくのですが、蝦夷ジカのポルペッタと春キャベツのインヴォルティーニとモッツァレラチーズ って何?と思いませんか。
ポルペッタというのはイタリアでお団子を意味し、インヴォルティーニとは巻くとか包むという意味のようです。そうすると想像するに、蝦夷ジカの肉をミンチにしてお団子のように握ったものを春キャベツの葉で巻いたお料理、何となくロールキャベツみたいなお料理なのかな。それにモッツァレラチーズを添えた一品ということかと。ああ、気になる。食べないまでもスタッフに聞いてみれば良かった。

いつものように、お皿が小さく見えてしまうので、わざと写真を寝せていますが、スターター(前菜)のお料理の中から、自家製サーモンマリネをおつまみとして食べたくてオーダーしたら、いわしのカルパチョに変わっているということで、それでいいですとお願いしました。
なかなかおいしかったです。でもサーモンも食べたかったかな。

潤滑油の2杯目は、カクテルの中から、カイピリーニャ というものが気になったので飲んでみました。
メニュー表には、 ブラジル原産の蒸留酒であるカシャッサを基酒にライムをたっぷり使ったオススメカクテルと書いてあります。カシャッサまたはカサーシャというのは、ブラジルのさとうきびから作った蒸留酒のようです。

こんな感じで、モスコミュールみたいな見た目。飲んだ感想としては、やや強めで甘めのお酒でした。
パスタ部分のメニュー表がピンボケなので、その部分を載せられないのですが、これは蝦夷ジカのラグーソースを使ったタリアッテレです。
蝦夷ジカは上で書いたように、メインの肉料理として食べようかなと迷ったもの。ここでパスタとして蝦夷ジカが食べられたわけです。
タリアッテレというのは、幅広くて平たいロングパスタです。形状としてはきしめんみたいな形のパスタです。一回だけ家でも使ったことがありますが、タリアッテレまで置いていないスーパーも多いです。
ここのこの日のメニューでは、蝦夷ジカのラグーソースをタリアッテレ、リガトーニ(筋が入った筒状のショートパスタ)、ニョッキ(じゃがいもと小麦粉を団子状に練ったパスタ)から選ぶことが出来ました。
でも僕的にはラグーソースなら、タリアッテレ・・・というより、ちょっとお料理を齧っているから、タリアッテレには、ラグーソースみたいな濃い目のソースが合うと思うので、迷わずタリアッテレでお願いしました。
ラグーソース。何だろう?このラグーソースがめちゃくちゃおいしかったあ。後味から感じたのが山椒も入っていたと思ったのは気の所為かな?
見た目、ボロネーゼソースじゃないと思ったあなたは正解!
ラグーというのは、本来は煮込み料理全般を指すもので、あえていうのなら、大きめに切った具材をシチューみたいに食べるのがラグーかな。
ボロネーゼソースというのは、イタリアボローニャ地方で作られるラグー料理、牛肉のミンチと玉葱、セロリーなどの野菜をトマトソースと赤ワインで煮込んだ料理(ソース)みたいな位置づけです。ちなみにミートソースというのは、ボロネーゼソースに似せて作った日本の喫茶店で考えられたソースで、イタリアにはありません。まあ違いは店にもよるけど、トマトケチャップも加え、甘めに仕上げたものかな?
ここのラグーは粗挽きのミンチで作ったそれこそボロネーゼソースみたいなものでした。要するにそんなに違いがないってこと。
パスタは大盛りに出来ませんか?と聞いたら、出来ないそうで、その代わりランチタイムは、自家製のバゲットがつけられますというのでお願いしました。
バゲットというよりは、見た目ではバタールって感じのパンで、メニュー表のあちこちでは自家製カントリーブレッドと書いてあるものと同一なのではないかと思われます。一般的なバゲットやバタールよりは柔らかいパンでしたので。
YOU KNOW WHAT、なかなかおしゃれで素敵な、お料理もおいしいお店です。
代々木上原でお食事をする時は、ぜひ行ってみてください。
お店のInstagramはこちらからアクセス出来ます。
(取材日 : 2025. 7. 1)




















