クマの散歩道 vol. 295 クマ、スペーシアX最新CMカフェカウンター編の撮影地を現地踏査 | クマの散歩道~大好きなふるさと日光市を紹介するブログです~

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大好きなふるさと日光市。その日光市のグルメやスポットなどを独自の視点で、のんびり気の向くままに綴るブログです。

皆様こんにちは。

 

皆様は東武鉄道のスペーシアXという車両をご存じですか?

 

ブログの場合はSNSとはまた違って公開性、公開範囲がより広いので、少し説明を加えておきましょうか。まず東武鉄道とは、「東京都墨田区に本社を置く鉄道事業者。大手私鉄の一つであり、関東1都4県で12の鉄道路線を運営している。」と説明しているのは、Wikipediaの東武鉄道の記事です。

 

そして「SPACIA X(スペーシア エックス)」(東武N100系車両)は、東京と日光、鬼怒川方面を結ぶ、東武鉄道の観光特急。2023年7月15日に運行を開始した東武鉄道のフラッグシップ列車のことをいいます。2023年10月にはグッドデザイン賞を受賞し、2024年には鉄道友の会よりブルーリボン賞を受賞しました。

 

 

上は東武鉄道ホームページのスペーシアX特設サイトへのリンクになります。

 

また観光列車ナビというサイトでも【スペーシア X】かんたん予約方法・料金・時刻表と題して、車内設備等まで詳しく解説しています。

 


そして2025 年 3 月 15 日(土)~3 月 31 日(月)の期間に、関東キー局(日本テレビ、TBS、テレビ朝日、テレビ東京)で放映されたのがこのCMです。スペーシアXのCM第4弾です。

 

 

テレビCMでは主に上の15秒バージョンでしたが、30秒バージョンもありました。

 

 

これは上の動画から切り出したものですが、CMの最後に、スペーシアXが山の切り通しを抜けて来るシーンがとても印象的で、ここはどこだろうと考えてみました。

 

日光市でも下今市駅や東武日光駅近辺、あるいは鬼怒川線沿線となると、地元なので、こんな所はないというのは頭で考えてすぐにわかります。

 

では正にこんな切り通しを抜ける所いうと、東武日光線が鹿沼市から日光市に入って、下小代(しもごしろ)駅のすぐ南で、切り通しを抜けてきた列車が行川の橋梁を渡り、高い築堤の上を走って、駅に進入する場所があります。絵からすればそこなのかなと思いました。でもCMを見ていると、切り通しを抜けて橋梁を渡ったスペーシアXがそんな高い築堤を走っているようには見えなかったので、違うな、ほかにあるなと思い直しました。

 

それならばどこだろう?

 

 

地図は取材当日スマホで確認しながら見た、Googleマップのスクリーンショットなので、デバイスによっては小さく細長く見えます(以下、同様)

 

僕はこのブログでもよく記事を書いていますが、それ以外でも東武線を使って上京することが多いので、車窓の雰囲気からして、次に思いついたのは行川橋梁より更に南の場所です。日光から浅草方面に向かう時に、下小代駅を通過して、高い築堤を走り、行川橋梁を渡る。そして切り通しを走り、それを抜けた所かなあと考えました。
 
でもそこには川はなく橋梁も架かっていません(あとからその場所の地図も出します)。
 
それ以外は頭では思いつかないので、Googleマップを繰ってみたら、更に南、鹿沼市に入って北鹿沼駅の少し北に、黒川を渡る橋梁があります。そこかなあと・・・。それが上の地図、この場所です。
 
 
東武日光線黒川橋梁とググってみると、この写真を見つけました。この写真はmataaari25さんのマターリ日光線ヽ(´ー`)ノというブログからお借りしたものです。
 
うわあ、ここなら切り通しがありそう。ここかもしれないなあ。
 
そう思って、その日から数日後、ほかに鹿沼市に行く用事があったので、その帰り道に当の黒川橋梁に行ってみることにしました。
 
車のナビを見ながら、北鹿沼駅前から走ってみたら、鹿沼市見野の菊沢西小のほうからアクセス出来ました。マップ上にも黒川橋梁が載っています。黒川橋梁で撮影した写真を載せたブログはほかにもいくつか見つかりましたので、撮り鉄(鉄道撮影を趣味とする人)の間では割と有名なのかもしれません。
 
 
これが当日撮影した黒川橋梁、現地写真です。川の向こう側が浅草方面です。小高い山が見えます。浅草方面から走ってきたスペーシアXがこのガーター橋を渡るところをドローンで上空から撮影したのかなあ?
 
 
 
う~ん・・・何か違うショボーン
 
写真より現地で見ると明らかなのですが、黒川右岸、写真でいうと向こう岸には田んぼが広がっておりかなり開けています。CMでスペーシアXが山の間を抜けてくるのとは、どう考えても違う。
 
 
それならばと、黒川の左岸、方角でいうと北方向を写したのがこの写真です。線路を向こうに進むと東武日光方面です。こちらは近くに山はなくて、とても切り通しになどなっていない。
 

 

動画で見ると右岸に田んぼが広がっている様子がわかります。

 

やはりここではない・・・

 

 

話が堂々巡りになりますが、頭で考えて初めは下小代駅のすぐ南にある行川橋梁と思った。でも何回かCMの動画を見返しても、橋梁を渡ってから高い築堤を列車が走っているようには見えないから、そこではないなと思った。

それなら黒川橋梁かと思って現地に行ってみたのが、上の結果だ。黒川橋梁も違う。東武日光線は更に南に進めば、渡良瀬川、思川、利根川を渡河するが、いつも車窓から見ていて、それらは絶対に違う。
 
行川橋梁でも黒川橋梁でもない現地でそれならばどこなんだと考えた。

上の動画の一つ上の写真。小さなガードが写っているが、そのガードの下を車一台がようやく通れる位の細い農道が通っている。

ガードの向こう側に行ってみると、少し離れた板荷駅と、更にその先(板荷駅を越えて下小代駅に行くまでの間)に山が見えて、その山に東武日光線が飲み込まれていく。

やはりその日光線が山に入る辺りだと思った。
 
地図で見ると、赤丸でマーキングした辺りだ。
 
 
上の写真をズームアップしたものがこれ。鹿沼市立板荷(いたが)中学校は、高台の上にあるが、その南東辺りで東武日光線が切り通しを抜ける。マーキングのすぐ北側に道路が通っているが、ここは車でよく通るけど、切り通しの中を進む東武日光線の上を陸橋で越えている。
 
 
板荷駅の一つ先、東武日光寄りが下小代駅駅で、下小代駅を起点にして見た地図がこれだ。この記事の初めの頃に書いたように、下小代駅を過ぎると高い築堤の上を電車が走り、行川橋梁(ここも川面までは結構距離がある高い鉄橋だ)を渡る。そして電車は山に分け入り、マーカーの辺りで切り通しを抜ける。

やはりあの辺しか考えられないな。電車に乗っていて車窓から見ても見落とし、地図にも載っていないような川が流れているか、車窓から見るとその辺りは湿地になっているようなので、それを避けるために橋梁を架けて線路を敷いているのかもしれない。
 
そんなふうに考えて、東武日光線の西側を走る農道を縫うように(真っすぐ一本ではない)板荷駅まで行き、更にその北側の地図でマーキングしている辺りまで行ってみても、田んぼの用水堀位の細い水路はあっても、東武日光線が橋梁を設けて渡河しているというような所はない。
 
ああ、ここもやはり違うとなると、あとはどこだ? わからなくなった。
 
 

下小代駅の南、一番初めに考えた場所。高い築堤を電車が走るのに、CMではそうは見えないから否定した場所。
 
余談だがこの辺りの地名は、日光市小代(こしろ)という。その下(しも。南のほう)にあるから駅名を下小代としたのだろうが、駅名は「しもごしろ、SHIMO−GOSHIRO」と濁点がつく。
 
 

上の地図をズームするとこんな感じ。行川橋梁は上でも書いたが、川面からはかなり高い部分に橋桁がある。そしてその下小代駅寄りはかなり高い築堤(土を盛って堤防、あるいは堤防のようにしたもの)に線路が敷かれている。
 
 

現地に行ってみた。ここも車で割とよく通る道だ。県道70号宇都宮今市線が、南東から伸びてきて、写真の左下辺りで東武日光線をガードで潜る。ガードを潜るとすぐ左に、日光市では割と有名な小代行川庵(こしろなめがわあん。栃ナビ!にリンク)へ通じる道がある。この写真はその脇の空き地から写したものだ。

大体僕は車でここを通る時は、南東のほうから、ガードを潜って先に進み、小代行川庵より先の右側に、高台のほうに上がる道があり、その道が下小代駅のすぐ南にある踏切で線路を渡る。そこから例幣使街道(国道121号線と国道352号線の重複区間)に出て日光市に帰る。だから普段はこの方向から築堤を見ることはない。道路は緩い坂道を登りながら、東武日光線のガードを潜るので築堤の向こう側はこっち側より築堤が高く見える。

車でここを通っても、電車に乗ってその車窓からの眺望としても、その高い築堤のイメージ、川面からかなり高いところを渡河している橋のイメージしかないから、初めの段階でこことは違うと否定してしまったのだ。
 

 

動画でもこちら側から築堤を見れば、そこまで高くない。山が両側から迫る部分を切り通しで線路が抜けてくる。その山の雰囲気もCMの山のように見える。

 

撮影地はここだ!

 
何のことはない。最初にここかなと思った場所だったわけだ。

CMでの最後のシーンの前にスペーシアXが築堤の上を走るシーンがちらっと映るが、そんなに高い築堤でないように見えるのが目眩ましだった。

そのあとは、ドローンでかなり上空からスペーシアXを撮影していると思われるシーンに変わる。かなり高い所からの撮影なので、切り通しを抜けると、周りと高低差がない平坦なところを車両が走っているように見えてしまう。そんなところだろう。
 
そう思って、スマホでもPCでもなく、AndroidテレビでYouTube映像を見てみたらやはりここに間違いないなと思えた。

ここは電車に乗っていても、一番好きな車窓からの風景。こちら側からの築堤は初めてじっくり見たが、築堤の向こう側から上を走る車両を見るのも好き。本当に素敵な場所だ。

 

最後にスマホのスクショ写真でなく、下小代駅をGoogleマップで見た時の地図をHTMLタグを使って貼っておきます。

 

そしてこのブログを執筆した責任として。

 

行川橋梁付近は列車を撮影するには好適地かもしれません。付近に駐車場はありません。従って車で付近の農地に長時間停車しての列車撮影は絶対にしないでください。SL大樹の撮影などでも、どこにでも車を停める。路線バスのバス停に車を停めて、撮影したり、SLを見たりしている人もいます。それは地元の住人にとっても、路線バスの運転手さんにとっても迷惑な行為です。車で来て、どこにでも車を停めての撮影は絶対にお止めください。ここ行川橋梁は下小代駅から十分歩ける距離にあります。新鹿沼駅や下今市駅なら、駐車場もあります(下今市なら市営の無料駐車場もあります)。長時間撮影する方はそんなふうに公共交通機関をご利用ください。SNSで新鹿沼駅から自転車(レンタサイクル)でここまで来て撮影したという方がいました。すごいなあと思ったけど、ほかでも撮影するからもあるだろうけど、たとえ電動アシスト車でも新鹿沼駅からここまでは結構大変かも。でもこの方は偉いですよね。

 


東武特急スペーシアX。CMの通りとても素敵な車両です。スペーシアXに乗って、是非日光観光にいらして下さい。


スペーシアX以外の旧来のスペーシア車両、リバティ車両ももちろん素敵な車両です。ほかに宇都宮駅までは新幹線や上野東京ライン、湘南新宿ラインの電車で来て、日光線というルートあります。公共交通機関もきちんと揃っている日光市へ是非。






(取材日 :  2025. 3. 28)