クマの散歩道 Vol. 98 クマ、お地蔵様の帽子と前掛けを替える。 | クマの散歩道~大好きなふるさと日光市を紹介するブログです~

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大好きなふるさと日光市。その日光市のグルメやスポットなどを独自の視点で、のんびり気の向くままに綴るブログです。

 

日光市内には憾満ヶ淵(かんまんがふち)を始めとして、各地に地元に根差したお地蔵様があります。日光市では各地域において昔からお地蔵様の信仰が盛んだったようです。

うちの近くでもやっぱりそうだったようで、しっかりとしたお地蔵様が鎮座しています。きっと昔から地区の平和と安全を見守ってきたのでしょうね。

うちは僕が子供の頃から、母親がよくこのお地蔵様をお詣りしていて、一緒に連れていってもらったものです。

また母親はよくこのお地蔵様の帽子や前掛けを手縫いして奉納していました。

地域でお地蔵様を管理していた方々もお歳を召して、管理が行き届かなくなって来ているのはどこの地域でも同じなのかもしれません。うちの母親もそうなので最近は僕がそれを引き継ぐようになりました。

お地蔵様は3体あるので帽子、前掛けとも3つ用意しました。本当は手縫いで作ればいいのだろうけど、腕も怪しく時間がない僕は業者さんにお願いして作っていただいてます。

昨年、〝何でもやろう!〟をモットーとしている僕は、見よう見真似で自分で作ってみようと、ネットでレシピを探しているときに見つけたのが、京都妙心寺の門前にお店を構える「着物と婦人服の店 カワシマ」さんです。
 
こちらのお店は場所柄か、着物や婦人服の加工、お直しだけでなくお地蔵様の帽子や前掛けも作っているようです。
 
たぶん全国的にみればこれらを作っている業者さんはほかにもあるのかもしれませんが、昨年初めて利用したときにとても親切にしていただいたので、迷わずに今年も利用することにいたしました。
 
こちらのご主人のお仕事はとても丁寧で、前掛けは布が二重につけられているんですよ。ほかにも丁寧なことがわかる部分は話を進めていく中でご案内していきましょう。
 
このお地蔵様は、3体の中で一番大きなお地蔵様です。僕が勝手に「お父さん」と名付けています。

昨年つけた帽子と前掛けは、約1年経過するとどうしても色褪せてきます。だから1年毎に交換するのが理想です。
 
ちょっと話が逸れますが、飴がお供えされているのは、昔からの言い伝えで、飴を上げてお願いするとお地蔵様は喜んで願いを叶えてくださるそうです(母親から聞かされた話)。

上で書いたようにここのお地蔵様もずっと草刈りなどをしてくださっていた方がお歳を召して出来なくなったのか、一時は草がたくさん生えて、お詣りするのも大変だったのですが、昨年それを刈って簡単に整備してからはお詣りしてくださる方も戻ってきたようで、結構しょっちゅう飴やお賽銭が上げられるようになったんですよ。
 
本当に良かったぁ~ニコニコ
 
古くなった帽子と前掛けを外しました。
 
そして新しい物を着せました。少し左にずれているのは、翌日行ったときにきちんと修正しておきましたよ。
 
丁寧なお仕事。これはお地蔵様を後ろから見たところですが、帽子にきちんと紐が入っていて、ギュッと締められるようになっているんです。うちの母親も裁縫は得意なほうでしたけど、ここまではやっていませんでしたもの。
 
次に中程度の大きさのお地蔵様です。同じく「お母さん」と名付けています。こちらもすっかり色褪せて白くなっています。
 
まずは古くなったものを外して・・・
 
新しい物に交換します。

こちらも後ろからの写真を見てください。
 
3体目は一番小さなお地蔵様です。「子供」です。
 
小さくて可愛らしいでしょラブ
 
はい、こちらも着せ替え完了ですビックリマーク
 
後ろから見たところ。

外した帽子と前掛けです。表と裏ではここまで色の褪せ方が違うんですよ。すごいですよね。

外した物は昨年はうちの菩提寺に持ち込んでお焚き上げをお願いしましたけど、今年はどうしようかなあ。自分でお焚き上げをするか、来年の年始のどんど焼きまで保管しておこうか。それともまたお寺にお願いしようかな。思案中であります。

カワシマさんのお仕事はとても丁寧で、ご主人も奥様も優しそうなお方です(まだお電話でしかお話したことがありませんが)。
 
もし同じようにお地蔵様の帽子、前掛けを作ろうと思っている方がいましたら、裁縫が得意な方はご自分で作られるのも良いかもしれませんが、生地代、手間代、そして出来映えを考えたらカワシマさんにお願いすることも一案かもしれません。色々と考え合わせると結構お得な料金で作っていただけますから(あくまで個人の感想です)。
 

ここには如意輪観音様も祀られています。この観音様は女性と子供を見守っておられるそうです。

子供の頃母親からは、「歯痛にご利益があるんだよ」って聞かされていたのですが、どうも違うようです。

でもほっぺに手を当てているからそんな感じですよね。まあ子供を護ってくれるのだから、歯痛が治るのもご利益のうちと考えれば、決して間違いではないかもしれませんね。

子供の頃一緒にお詣りして、それからもずっとこのお地蔵様はもちろん、神仏を熱心に信仰していた母親は、今は施設にいますが元気で暮らしているのもそれらの信仰のお陰なのだと思います。

合掌。

※今日はちょっと異色なブログ内容でした。地域に根差した信仰ということで、テーマの中で「暮らす日光市」の記事としてアップしました。最初にリンクを張った憾満ヶ淵は観光的に見ても一見の価値がありますのでぜひ訪れてみてください。時期によってはライトアップも行なわれています。