クマの散歩道 Vol. 51 クマ、清水心澄先生のとても素敵な絵を見に行く。 | クマの散歩道~大好きなふるさと日光市を紹介するブログです~

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色々忙しくてブログにするのが遅くなってしまったのですが、一昨日は、東武日光線の上今市駅舎に併設されている「杉並木公園ギャラリー」に行って来ました。

まずは上今市駅と杉並木公園ギャラリーの紹介から。
 
東武線で東京方面(浅草、新宿、池袋など)から来ると、下今市という駅で、東武日光線と鬼怒川線が分岐しますが、上今市駅は東武日光線で下今市駅の一つ先の駅になります。次は終点の東武日光という駅順です。

上今市駅は、無人駅で、スペーシアなどの優等列車(今時こんな言い方しない?)は停車しませんが、古き時代の良さを活かした趣ある駅舎に改築されました。
 
東京方面から、下今市駅で特急列車を下りて東武日光線の普通電車に乗り換えてももちろん良いのですが、下今市駅から歩いてももそれほど遠くないので、下今市駅で特急列車を下りて、途中二宮尊徳公の終焉の地二宮神社や道の駅ニコニコ本陣などにも立ち寄りながら歩いても楽しいかもしれません。上今市駅の周りも「杉並木公園」という公園になっています。

今市近辺の散策については、日光旅ナビの今市まちなか散策を参考にしてみてください。
駅には情緒たっぷりの水車も復元されています。
無人駅なので、改札口には、こんなふうな乗車証明のための機械があります。
ホームは2線2面の相対式ホームです。
駅入口の横には掲示板が設置されていて、杉並木公園ギャラリーで開かれている催し物の案内や予告が告知されていたりします。
 
杉並木公園と杉並木公園ギャラリーは日光市が作ったもので、一般社団法人日光市公共施設振興公社が管理しています。その団体の杉並木公園ギャラリーの案内はこちらをご覧ください。
そして今回、杉並木公園ギャラリーを訪れたのはこちらの絵画展を見るためです。
 
新潟県糸魚川市在住の尼僧、清水心澄先生の絵画展です。Facebookでお友達になっていただいている、地元日光市のお寺の尼僧さま、そして埼玉から、ご夫婦と娘さんとで日光市に移住して来られたお友達とのご縁で、清水先生とその作品の存在を知りました。
ギャラリーの入口に立てられた看板も先生の直筆のようですね。
受付で記名して(入場は無料でした)、写真を撮っても良いか確認したところ、OKとのことでしたので、しっかり撮って取材して来ましたよ。もっともスマホでの撮影ですけどww

館内にはたくさんの〝ほのぼの観音〟を中心とした絵画が展示されていました。とても心温まる絵ばかりですよ。どんな素敵な絵かはネットでも見ることが出来ますので、「清水心澄」で検索してみてください。たくさんの絵が出てきます。それを見るとぜひとも実物も見たいと思うことは必至です。
こちらは受付を入ってすぐ右側にあった展示ケースで、中には日光市内にある等泉寺や個人所有の閻魔大王などの絵が飾られていました。
そしてその横では〝ほのぼの観音〟の塗り絵が出来るスペースも設けられていました。
最近、お地蔵様にご縁があるので、この置物もとても気になりました。
絵の題目も入れるために少し引いた位置から撮影したものや、本来はうまく写っているほうをこのブログで使おうと、同じものを何枚か撮ったものも、写真によって見え方が微妙に違って見えるのでそのまま載せてみました。多少画像が曲っているものなどはご容赦ください。
額に入った絵や、こういったアートパネルも即売されていました。後でまた話が出てきますが、会場をぐるっと回って、一番最初のインスピレーションでこの絵が一番素敵だと感じました。もちろん全ての絵が素敵なんですけどね。
ご案内の男性の方がとても丁寧にご案内してくださり、清水先生の中期の作品にはこの落款印(らっかんいん)が押されているそうです。直上の2枚の写真の絵はこちらの印が押されていました。
そして現在はこちらの落款印が使われているそうです。
先生の地元糸魚川市で発行されている「糸魚川タイムス」や「糸西タイムス」という新聞もラミネート加工されて展示されていました。

どちらの新聞にも先生のことが掲載されています。
これらは全てあの弘前のねぷたと同じ技法で描かれた絵だそうです。「ねぷた」と「ねぶた」一文字違いで前者は弘前市、後者は青森市と違いがあることは、ご存じの方も多いかもしれませんね。先生は青森市のご出身だそうですが、お父様が弘前市のご出身である関係で、お祭りに関しているのは弘前市なのだそうです。
これらは直上の写真の壁面に掛けられた掛け軸を後ろから撮影させていただいたところです。蝋が塗ってあるので、蛍光灯の光に反射しています。ご案内の男性が「こちらから撮影するといいですよ」と教えてめくってくださいました。
そしてこの落款印は先生初期の作品に押印されているものだとか。まだご出家なさる前の作品だそうです。
これも入口に近いところに天井から掛けられたねぷたと同じ技法で描かれた絵です。
また出て来ましたこの作品。先に載せたのと同時に撮影したのではなくて、会場を一通り見て、また戻って来て撮影したものです。

そして、その対面のテーブルの上にあったこちらの作品も非常に気になりました。上の写真の絵とこの絵の間を何度も往復して、観音様のお顔の表情や色使いなどじっくり見比べました。赤ちゃんを抱いているというのは女性が一番輝く象徴的なシチュエーションですから、その点もこちらの絵が気になった理由です。両方の絵の間をたぶん6往復位したかなあww。
結局こちらの絵を選んで購入しました。今は施設に暮らす母親へのプレゼントです。
 
この日は部屋に新しく入れた家具の組み立てに考えていた以上の手間が掛かり、きちんと壁面に設置出来ず床に仮置きになってしまいましたが、買ったその日に届けることが出来ました。

2つの絵でずっと迷っていて、最後にまたご案内いただいた男性にお声をかけて、母親へのプレゼントであることなどの理由をお話したら、こちらのほが良いでしょうとのアドバイスをいただきました。自分でも最初に「いいなあ」 と思った作品だったので一押ししていただき嬉しかったです。そして清水先生にもお話していただき、先生が直筆のサインと母親の名前まで入れてくださいました。色々とお世話になりました。

最近は、信心深くなって旅先やネットでお地蔵様の置物や御守りを買ったり、うちの宗派の本山や病気平癒にご利益のある神社にお詣りしたりもしていますが、この〝ほのぼの観音さま〟も母親を護ってくださることでしょう。

清水心澄先生の絵画展。最終日にスケジュールが詰まりに詰まっている中、うまく時間を融通して訪問出来て本当に良かったです。皆様がお住まいの土地で清水先生の絵画展があったら、ぜひご覧になってみてください。本当に心温まりますよ。