これまた、ものすごく久しぶりのRods紹介です。。

 

このたび、Winstonの90th Anniversary Legasy Rodsとして、2019年に再版されたものを購入してしまいましたのでご紹介。

 

DL4そのものについては、803のほうで詳報したのでそちらをご覧いただくとして(笑)。

 

今回、90周年記念として再版されたのは、

 B2t 8ft6in #3 "The Staff of Moses"

 WT 8ft6in #5 (JWFの元スペック)

 IM6 9ft #5

とこの763のDL4なのですが、さすがにグラファイト黎明期からの自社生産メーカーだからこそできる商品企画ですね。

 

っていっても、初期のグラス・グラファイト素材はケネディフィッシャーやLoomisからの供給だったので、立ち上げから自社生産というわけではないのですが、現在ではハイラインのかなりの部分は自製になっているようです。

 

 

まぁしかし、過去2回にわたるLimited生産の際にも各100本前後の再生産があったはずなのですが、よくもまぁ踏み切ったもんです。実際、こっちの生産に手を割かれて、レギュラーモデルの生産遅延が生じるほどだったようで、うまく計画化できればかなり美味しいんじゃないかなー、など(笑)。

実際のところ、TMFのほうは長期リバイバルが掛かっていますしねぇ。。(2020.01現在)

 

 

それで、この763のアクションのほうなのですが、今回のリバイバルの売り文句が

"The Graphite Rod with a Fiberglass Soul"-グラスの魂を持ったグラファイト-

なんですが、

 

確かにThe Stalkerと比較しても、しなやかさは遜色ないレベルにあります。加えて、素材そのものはグラファイトなので、反発の収まりはグラスより早いので、実際に「魚を釣る」ツールとしての能力はDL4のほうが高い気がします。

といっても、"感性のWinson"に能力を云々するのは野暮極まりないですが(笑)

 

惜しむらくは、過去Limitedの際にも採用されていた、ショートグリップ仕様(コルクリング1個分短く、細身に仕上げた後期型の仕様)ではなく、レギュラーサイズであることですかねー。

まぁ、この時代の他のWinstonにありがちだった、フィッシュテール気味のシガーでないのは救いですが。。

 

この手のアクションであるならば、軽快さを優先するために写真のStalkerのように、グリップは短めにするのが定型文法なんだと思うんですけどねー。

 

 

いずれにせよ、ヤフオクで出品されるWinstonグラファイト系の中では、最高値がつくほど評価されているこの763DL4。

 

大ファンであるWinstonの90周年ご祝儀でもあり、購入に至ったものなので、大切にしたいと思います。仮に、今後長期リバイバルがかかったとしても、"Legasy"であるのは今回生産に限られますので。。(笑)