祥月命日 | 神楽坂で30年、セレクトショップKey's

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70才現役ファッションアドバイザー・佐藤恵子のブログです。テーマは「白髪ファッション」!

私は母の臨終に間に会わなかった。
母危篤の電話を受け取った時、私はその日にプレゼンする為に
私にしか出来ない仕事をしている最中だった。
取りあえず兄に電話し、家族に病院に参集するよう連絡し、私は仕事を続けた。
ゴメン、お母さん、間に合わないかもしれない、
お母さんは私が仕事を楽しんでしている事を、誰よりも喜んでくれているものね、悪い、、、
と、つぶやきながら、、、、
役者が親の死に目に立ち会えないと、こういう事かと思いながら、
この後すぐに起こる葬儀等のことを思うと、今やっておくしかない仕事、
途中で「まだですか」病院から電話があり、兄達は向かっています。と言い、
私が間に合わないのは承知してます。と医師に伝えた。
もう間に合わないと思いながら、1時間半かかる病院へ向かった。
何度も乗り換える電車の中で、死へと旅立つ母の知らせを感じるのではないかと
神経を研ぎ澄ませていた。
病院到着まで何も感じず、母は待っていてくれているのだと、確信したのだが、
病院に着くと、兄二人と夫が入り口で待っていて、3時3分に亡くなったと告げられた。
急ぎ病室へかけつけると、母はまだ温かくいつもの母だった。
真っ先に口をついたのは”ありがとう、私をここまで育ててくれて本当にありがとう。”
心の底からの感謝の気持ちだった。

明日は祥月命日、早いものであの日から3ヶ月経った。
朝起きると新聞を取りに行きながら、仏壇にお水を上げ、花の水を取り替えて、
おはよーと挨拶する、お早う、と母の声、
仕事から帰ると、ただいまと挨拶する、お帰り、と母の声
母の死を実感するのは何時だろう。
祥月命日を機に、突然やって来た戸惑いだらけの介護について、書いていこうとおもう。
いろいろな戸惑いは、あなただけではないのです。を、お伝えしたくって、、、、

                 * * * * *

佐藤恵子の白髪ファッションを見て下さって、ありがとう。 
次回は、我が家にツーカ、私に介護がやって来た!