第37場 2015年1月17日 アメリカ山岳部時間(MST Mountain Standad Time GMT-7)9時 ロッキー山脈地下基地司令部支所~秘密時空保安局局長室

 

朝一番で、局長室に入るとすぐに秘書のメアリー・ステュアートが普段より甲高い声で話しかけてきた。
「すてきなお花が局長宛に届いています。どこに飾りましょうか?」
それはアートフラワーだったが生花と見分けがつかないほどすばらしい白いバラでウェッジウッドのワイルドストロベリーの花瓶に生けられていた。
「誰からの贈り物だと思いますか? 局長!」
一時間ほど前に届いたようだが既にメアリー・ステュアートはその花の魔性に取り憑かれたようだ。
「どこぞの中将殿からかね。」
「残念でした、送り主は上院議員 ティモシー・カーマイケル となっていました。」
そうか、わたしは時代を飛び越えて2015年に来ているが、元局長は今や政治家に転身してこの時代には上院議員になっていたことを失念していた。
その後も興奮しているメアリー・ステュアートだったがその後どんな会話をしたかは覚えていない。