ラジオ番組「ウーマンクロスロード」第3回目の収録にお越しいただいたゲスト玉木晶子さんのお仕事は、「ワードローブ管理士」。
一般社団法人 国際スタイリングカウンセラー協会認定「スタイリングカウンセラー®/スカーフスタイリスト®」を肩書とするバリバリのファッションのプロです。
私の周りには、ファッションを仕事にしている方は、ファッションコンサルタントはもちろん、プロのモデルさんからスタイリスト、ファッションブランドの代表をされている方までたくさんいますが、晶子さんのお話に心惹かれるのは「物を大切にする心」。
「気に入って買ったはずの洋服なのに、なぜか手がのびないということありませんか? それも『配色』を学ぶことで、ほかの洋服や小物などとの組み合わせのバリエーションが増え、おしゃれの幅も広がるんですよ。もう着ないからいいやって捨てたりしたらもったいない」とおっしゃいます。
また、逆に「気に入って何度も着たり、使いこんだバッグもリメイクによって蘇ります」とのこと。
・使い古したバッグも専門業者に出して、新品同様によみがえらせたり、
・自分で探してきたボタンをつけかえて、洋服の雰囲気を変えてみたり、
・スカート丈が短いなと思ったら、幅広のリボンを裾にぬいつけて長さを出したり、
・バッグの内側のヌバックがちょっとボロボロになってきたなと感じたら、お裁縫が得意なお友達に布地を張ってもらったり、
・バッグの持ち手がくたびれてきたなと思ったら、可愛いリボンでぐるぐる巻いたり
晶子さんの工夫には、本当にハッとさせられることがたくさん。
「お値段ははるけど、いいものを買って、修理したりお直ししながら長く使う」
ということは、ずっと言われてきています。
でも、ファストファッションに関しては、低価格だから「ワンシーズン着られたらいい」という人も多いし、実際雑誌でもそういう風に書かれていることが多いと思います。
晶子さんいわく、「捨てるのに罪悪感がなければそれでいいと思います」とのことですが、結局着ないままシーズンが終わり(買ったのはいいけど、ちょっとしたひっかかる原因があって「着ない」というカテゴリに入ってしまってそのままになっている洋服)、特に流行りの要素が含まれた洋服ならもう着ることはないからとタグがついたまま捨てる人も多いよう。
はたまた、痩せたら着ようと思っているうちに何年も(何十年?)も経ってしまったとか。
私か^^;。
心が痛まないわけがなく💦
もちろん、ファストファッションの洋服に限らず、
「今、クローゼットの中にある洋服をリメイクしながら、大切にずっと着ましょうよ、だってその洋服とも縁があって買ったんですから」。
「服(だけでなく、モノ全て)は沢山の人の労力と思いと、そして地球の資源でできています。
傷んだものや、不本意な服を嫌々でも着ろ!ということではなく、どうしたら長く楽しめるかな、と思えるものを選んでほしいと考えています。」(晶子さん)
そういえば、今年の6月くらいにプランインターナショナルの支援者の会で上映されたこの映画。私は、会場が遠くて当日参加できなかったので、アマゾンプライムで購入して観ました。
ザ・トゥルー・コスト ~ファストファッション 真の代償
もう3年半ほど前の映画ですが、衝撃的です。
そうだよね、こうして1つ1つ作られているんだねって、ハッとさせられます。
ごめんねという気持ちさえ湧き上がる。
このままではだめだと感じるはずです。是非ご覧いただきたい。
晶子さんのお話をうかがっていて、この映画を思い出しました。
晶子さんにお洋服のリメイクの方法、もっと教えていただきたいな。
玉木晶子さんをゲストにお迎えしたネットラジオ「ウーマンクロスロード」は、
9月18日(水)10:30~11:00に放送予定です。
25日(水)は、同時間で再放送。
【インターネットラジオ「ウーマンクロスロード」】
毎週水曜日 10:30~11:00 放送中
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