昨日はインスタライブをご覧頂いた皆様、ありがとうございました。
「銀河鉄道の夜」のアルバム全曲演奏!
サブスクの方には入れていないボーナストラック的な10曲目"replies"も初めて生披露。
。そして解説、裏話付き!
が、そんな風に1時間半近くもやって、最後、まさかのアンコールのORIONの途中でスマホ切れる、っていう。
そしてアーカイブ残せず…、
なので見返せない。
かなり残念なので昨日のことを振り返りながら、ブログに残しておこうと思います。
アルバム1曲目の「Milky way」はライブでもよくやってる、山口さんに初めてMVを撮ってもらった曲でもあります。
それまでも演劇と音楽ライブのコラボイベントはやっていましたが、「銀河鉄道の夜」という元々あるお話を舞台にするのは初めて。
台本をもらって読むと、楽曲の入る部分にすでにタイトルがつけられていたので、制作時にそのまま全て使いました。
全曲書き下ろし、という完全コンセプトアルバムです。
2曲目は「光の中のガラス」
お芝居のシーンとしては、ジョバンニがクラスメイトたちからバカにされて悔しい思いをするシーン。
このタイトルを見た時、内面に塞ぎ込むジョバンニがガラスの筒の中に閉じ込められてる絵を想像しました。最近のライブでもたまにやってますね。
3曲目は、路上ライブでもお馴染みの「Centaurus」
お芝居ではジョバンニが「ケンタウル祭」に立ち寄るシーン。ケンタウルスを英雄として讃える内容にした、祭り曲。キラーチューン。
4曲目は、「East to West」
普段ライブでそんなにやらない曲なのに意外とファンが多い。カンパネルラとジョバンニが銀河鉄道へ乗り込むシーン。
タイトル初めて見た時、「どうして東から西へ?」と脚本を書いた人に聞いたら、
"東"が「生」で、"西"が「死」、銀河鉄道は東から西へ走っている、ということを聞いて、「なるほど」と思い、「Centaurus」の歌詞にも「西へ走る人や東へ走る人」というのを入れました。
「死へ急ぐ人、これから生まれてくる人、そのどちらとて共にいよう」と、いった意味です。
ちょいちょいこのアルバムの歌は他の曲の歌詞とリンクさせるようにしています。
5曲目は、「PLIOSIN」
銀河鉄道に乗ってたどり着く「プリオシン海岸」。
芝居の中ではダンスがあったりととても好きなシーン。遺跡を採掘しているこの脚本中にあった「何故、発掘を続けるのかって?それは、証明をしたいんだよ、ここに"居た"という"証"をね」というセリフに心打たれて、今も自分の"軸"になっている歌です。
そのあとにカンパネルラが続けて「見つけてもらえなかったら、居なかったことと同じだろ」というセリフも大好きでした。
昔、ソロでやってる時もこういう歌作ってたんだけど、曲が悪いと言葉も乗らなくてね。
「うおおお、やっと言いたかった事カタチにできるぅぅ」と興奮しました。
6曲目はこのアルバムの異色ナンバー「鳥をとる男」
ジョバンニとカンパネルラが白鳥の停車場に着いて、よく分からんおじさんが鳥をとりに行く場面です。
まあ、変な曲きたなー、と思ったんだけど、それに見事ハマった「dyppy(ディッピー)」(頭のおかしい、少々狂った)という歌詞がお気に入りです。
目の前にあるものは本当に真実?
7曲目は銀河鉄道の夜の公演以外ではほぼやったことのない「West Blue」
「西の海」なので、ここでは死を表す歌ですね。
沈没したタイタニック号で命を落とした子供と家庭教師が乗り込んでくるシーンです。
その子供たちの歌にしても良かったんだけど、あえて死を覚悟した老夫婦の歌にしました。
なぜなら映画タイタニックの中に一瞬出てくる、助かるのを諦めベッドで一緒に横たわる老夫婦のシーンが一番好きだから。
手を繋いで昔話をして、「あなたとならどこへでも行けるけど、一つ気がかりなのはベランダのミントやカモミールのこと。だから天へのぼったら神様にちゃんと晴れと雨の日を交互にしてってお願いしなくちゃね」と、
もし老婦人がそんな風に言ってたらとても可愛いなと。(妄想癖)
Centaurusの歌詞に「共に星を眺め(←晴れ)共に雨を祝え(←雨)」はそこでリンク。
8曲目はここぞという時のライブで最後によくやる「Antares」
カンパネルラとジョバンニの別れの場面。自分はもう「生」の世界へ帰れない、だからもう行かなきゃ、って、でも何にもしてあげられなくてごめん。
そんな想いを最期、ジョバンニに伝える歌にしました。このシーンでは"サソリの火の話"を少女がするので、その話を聞いたカンパネルラが"自分と似ている"と思ったことでより強い後悔と感謝の歌に。
実はこの場面の曲、当時は「ORION」になる予定でした。
ベロニカとしては2ndのフルアルバムで、それまでやってた曲が1つも入らないアルバムを作っていいものか?という議論があって、考えたのだけど結果、やはりここも書き下ろしに。(やっぱ内容合わないしね)
ノリさん曰く、「難産中の難産の曲だった。」
自分の葬式にはこれを流してほしいそうです。
みんなよろしく。
そして9曲目「Anniversary」
クライマックスを迎えたあとのエンドロール的な曲。
"銀河鉄道の夜"の話自体、けっこうたくさんの解釈や意図がある作品なので、教訓とか意味とか、何が正しいのかは分からないけど、先に逝ってしまったカンパネルラが託してくれたものを真っ直ぐにジョバンニが受け取れるような歌にしました。
初めて脚本を見た時この「anniversary」というタイトルを見て「なんで大事な友人を失ったすぐあとに"記念日"?」と考えたのだけど、
大事な友人から預かった"生"、塞ぎ込んでいた自分を解放させることになった、他人から見たらなんでもないほんの1日、ほんの一瞬は、奇跡なのだなと。
生まれ変わるような出来事はすぐ側で毎日起きているのだなと感じたので書きました。
「見えるだろ 幾度となく 生まれた 奇跡は君の手 そのひらほど」
のMilky wayの歌詞はこことリンク。
そしてCDにしか入っていない10曲目の「replies」
これはMilky wayの一部分、キーを低く変えたバージョン。
「ああ 涙を隠したあの人 まだ僕も隠して生きるよ」
これが一番好きな部分で、カンパネルラのお父さんのことを言ってます。
息子が池に落ちて、捜索しても捜索しても見つからない。落ちてからの時間を見て、「息子はもう助からない。夜も遅いのでみなさんどうぞお帰りください」と。そして久々に会ったジョバンニにも「やあ久しぶりだね、今度うちに遊びにおいで」と言うシーンは涙なくして見られませんでした。
そのお父さんの姿を見たから、ジョバンニも前を向けたような気がしたので、「Milky way」はこの「銀河鉄道の夜」の脚本の中、わたしの中で1番のテーマソングなのです。
あえて言いますが、"この時公演した銀河鉄道の夜"ということです。
これだけ思い入れ深かったので、このアルバムの曲は結構今でもライブでやる曲が多いです。
子供たちの前でやったり、障害者施設でやったり、プラネタリウムでやったり….、いろんなとこで出来て楽しかったなー。
と、過去形にせず、さらに進化させたものをみせられるよう、わたしたちも頑張って行きますね。
たくさん話しながらできて昨日は楽しかったです。
それではまた。
ライブスケジュール
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