OSHIRASAMA
"あん娘は村一番 器量の良い娘だ
年がら年中 馬の世話をして
そしたらどうだい 馬と結婚するなんて言って
真っ赤に頬を染めて笑っている"
雨がふったって 槍がふったって
離れられない
わたしを天までどうか連れていって頂戴
虹の向こうでずっと手招いて
何千と生まれ変わって巡り逢えたの
白繭くるまれ
なんにも手につかない恋路の果て閻魔堂さ
桑の葉に込めた願いごと
アンタの眼に映るわたしは綺麗でしょ
晴れ日のオシラアソバセ
酒を呑んだって 河童がなんだって
隠しきれない
泣くのは よしたらどうだい
アンタの背に乗って駆ければ
どんなもんだい どんどはれ
ふたりの愛が結んだ絹糸を
授けましょ アソバセ
"とおののはなしさ
たびにでよう"
わたしを天までどうか連れていって頂戴
虹の向こうでずっと手招いて
何千と生まれ変わって巡り逢えたの
座敷のわらべ唄 聴こえるわ
泣くのは よしたらどうだい
アンタの背に乗って駆ければ
どんなもんだい どんどはれ
ふたりの愛が結んだ絹糸を
授けましょ アソバセ
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遠野物語「おしら様」あらすじ
