ついに、皆から嫌われていた若い社員が島流し(悪条件の店に異動)になった。
彼はまあ「店長」という肩書きで異動するし、接客やサービスについてかなりの理想をかかげているので、どんな風に捉えているかは分からないが。
ちなみにわたしは、飲食業などで゛接客が、接客が”というやつが嫌いだ。
結局、接客に正解はない。
どこの誰からも好かれる歌なんてないように、
人の感情も状況も様々で、とにかくその時の結果論でしかないからだ。
その彼は、うちの店に入った時から、周りの年上にも上から目線で物を言うプライドの高いやつだった。
その上、責任感なく自分の退勤時間を主張するので皆から嫌われていた。
つまり、どういうことか。
そんなんで、お客さんの心なんかまず読めるわけないんです。
仕事仲間から好かれもせず空気の読めない人間が、サービスについて語るなんてちゃんちゃら可笑しいぜ。
「少なくとも、結果を残してからそういうことは言え」
と、最後の最後に店長から指摘されて、彼は別の店へと旅立っていった。
てゆか、
仲のいい常連さんに、
「あいつ、なんか馴れ馴れしいんだよなぁ。この店で一人浮いてんじゃないか?」
と、こっそりクレームももらっていた。
そんなコミュニケーションのとりかたも、好きな人もいれば嫌いな人もいる。
少なくとも、わたしの目にも彼の接客は馴れ馴れしく映る。
その場でお客さんは笑ってるかもしれないけど、
ほんとのことは自分の目にはいつも映らないところにあるもんだ。